毎日コラム

株価が右肩上がりに上がって、過去最高の輝かしい歴史を刻んだ時の値を「上場来高値」と言います。
今年一番が、「年初来高値」。
「ストップ高で年初来高値を更新」なんて見出しを見ると、勢いを感じます。
さて日々これらを更新する銘柄を「まだ上がる」と見るか、「もう限界」と見るか。
ここで考えたいのは「きちんとした理由がありそう」なのか「上昇の背景は不明」なのか違いです。
新製品の登場や外部環境の変化で業容が上向いているならば、上場来高値もその先への一里塚。まだまだ上がる可能性に賭けられます。
そうでないならば「人気先行型の線香花火」の可能性があります。

高値を更新しなければ、株は次の高値に進めません。
「下手なナンピン、素寒貧(すっかんぴん)」の格言の通り、下がった株よりも上がった株
に勝機は多いのです。
(ナンピンとは、保有株で買値より下落した株を買います)
人生の熟達者にとっては、ジックリ考える時間があるのはチャンスです。
高値を連続して更新した銘柄をじっくり見て、自分自身が納得する「上がる理由」を探してみましょう。
その理由に納得できたら、MY銘柄の仲間入りです。
今が買い時と思えば、手に入れたらいいでしょう。
参考ですが、年初来高安値が、1000銘柄を超えれば、相場全体は反発・反落のタイミングです。これは滅多にありませんから、年初来高安値が400〜500になってきたら、そろそろ相場全体が反転するかもしれない、と備えたいものです。
【株式名言】
辛抱する木に金がなる
株ちゃんの明日読み
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再び下を試しにいく展開か |
Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 33920円40銭(▲347円14銭=1.01%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2498.03(▲15.32=0.61%) -------------------------------------------- 【グロース250】 629.81(▲11.06=1.73%) ---------...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=347円安と3日ぶり反落、半導体関連に悪材料重なる

【大引け概況】 16日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比347円14銭安の3万3920円40銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:16 容量:16.14M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら きょうの東京株式市場はリスク回避ムードのなか、日経平均は再び下値を探る展開を強いられた。前日は欧州株市場が全面高様相となったが、米国株市場は後半に息切れし、結局NYダウは150ドルあまり下落して引...
東証スタンダード(大引け)
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、米国株安を受け
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東証スタンダード市場は米半導体大手エヌビディア株が時間外取引で下落したことや、オランダの半導体製造装置大手ASMLの2025年1〜3月期決算を嫌気し、半導体関連株が売り込まれた。米国株安を受けてスタンダード市場も売られた。 スタンダードTOP20は軟調。出来高4億7422万株。 値上がり銘柄数490、値下がり銘柄数922と、値下がりが優勢だった。 個別ではイーサポートリンク、アサカ理研がストップ高。秋川牧園、スターシーズ、テモナは一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、ホクリヨウ、ソネック、三井住建道路、東洋精糖など53銘柄...
東証グロース(大引け)
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、輸出規制や関税強化が警戒
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東証グロース市場は米政権による対中半導体の輸出規制や関税強化が警戒されるなか、日経平均株価が下落。国内の新興市場にも売りが優勢となった。朝方は前日終値近辺での値動きが続いたが、午後はオランダ半導体製造装置大手ASMLの低調な決算内容を嫌気し、半導体関連銘柄主導で下げ幅を拡大した日経平均株価の値動きに追随した。 市場関係者は「景気減速を懸念したリスク回避姿勢が、このところ落ち着きを見せていた中小型株市場にも波及した」との見方を示していた。 グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比11.06ポイント(1.73%)安の6...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落 半導体に売り 中国景気の先行き懸念も重荷

16日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比251円23銭安の3万4016円31銭だった。 きょう前場は投資家の強弱観が対立するなか、寄り付きの日経平均は前日終値近辺でスタートしたが、その後は次第に軟化傾向を強めた。前場取引後半に下げ渋る場面もあったが、前引けにかけて売り直され、3万4000円大台ラインを巡る攻防となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って軟調だったほか、時間外で米半導体大手エヌビディア<NVDA>が大きく売り込まれたことで、東京株式市場も買い手控え感が広がった。今後、本格化する企業の決算発表で今...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、米株安が重荷
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東証グロース市場は前日の米株安が重荷となって日経平均株価も下落するなか、国内の新興市場でも売りが優勢となった。 東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比6.19ポイント(0.97%)安の634.68だった。グロースCoreは下落。 グロース市場ではカバーやタイミー、BASEが下落した。一方、フリーやボードルア、ライフネットは上昇した。 値上がり銘柄数233、値下がり銘柄数319と、値下がりが優勢だった。 個別ではファンデリー、CRGホールディングスがストップ高。地域新聞社、Sapeet、プロディライトは一時...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、半導体関連株が売り
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東証スタンダード市場は米エヌビディア株が時間外取引で急落していることを嫌気し、半導体関連株が売られた。中国が経済統計に合わせて景気対策を発表するとの期待も外れ、売りを誘った。 スタンダードTOP20は弱含み。出来高2億6758万株。 値上がり銘柄数571、値下がり銘柄数748と、値下がりが優勢だった。 個別では秋川牧園、スターシーズが一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、三井住建道路、北浜キャピタルパートナーズ、日本和装ホールディングス、北海道コカ・コーラボトリングなど32銘柄は年初来高値を更新。ヤマザキ、UNBANKED、太洋テクノレ...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=小動きスタート、時間外の米エヌビディア安が重荷
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【寄り付き概況】 16日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比17円72銭安の3万4249円82銭。 前日はアジア株市場を引き継いで欧州株市場でもリスクオン一色に染まり、ほぼ全面高様相となった。トランプ米大統領が自動車関税について救済措置を検討していることが伝わり、市場センチメント改善につながったが、米国株市場では後半息切れしNYダウなど主要株価指数が揃って下落した。中国との貿易戦争に対する警戒感から持ち高調整の売りが優勢となったが、東京株式市場でも先行き不透明感から積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい状況だ。 ...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
16日の東京株式市場は、堅調な展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万4100円-3万4600円を想定。(15日終値3万4267円54銭) 米国株は下落。ダウ平均は155ドル安の40368ドルで取引を終えた。 現地15日の米国株式は下落したものの、日経平均株価は足元で小幅ながらも上昇しており、出直りの動きが続きそう。また、赤沢亮正経財再生相がきょう16日に米国との関税交渉のため渡米することから、関税回避への期待感も支えとなる場面もありそう。一方、対中輸出で今後の輸出規制が強化されるとされた米半導体大手エヌビディア株が時間外取引で下落して...
NY株/欧州株概況
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【市況】155ドル安と3日ぶり反落、米中貿易戦争が重し |
15日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比155ドル83セント(0.38%)安の4万0368ドル96セントで終えた。 米政権の関税政策の内容を見極めたい雰囲気から売りが優勢となった。ダウ平均は前日までの2営業日で900ドルあまり上昇した後で、持ち高調整の売りも出やすかった。一方、市場予想を上回る四半期決算を発表した米銀行の株高が市場心理の支えとなり、下値を抑えた。 米ブルームバーグ通信によると、中国政府は国内航空会社に対し、米ボーイングの航空機を受け取らないよう命じた。トランプ米政権の高関税政策に絡んだ報復措置とみられる。機...