兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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NY株/欧州株概況
ダウ1014ドル安、関税を巡る先行き不透明感が重し
【市況】ダウ1014ドル安、関税を巡る先行き不透明感が重し

10日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比1014ドル79セント安の3万9593ドル66セントで終えた。   前日はトランプ米大統領が相互関税の一部を90日間停止すると表明したことが好感され、ダウ平均は史上最大の上昇幅となる2962ドル高で引けていた。ただ、中国に対する追加関税率は145%まで引き上げられ、中国も報復措置をエスカレートしており、この日は「市場が冷静になった」(日系証券)とみられる。  米下院で、トランプ氏の看板政策である大規模減税に関する法案の概要が承認されたことを受け、ダウ平均は取引終盤にかけて下げ幅を縮めた...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【り行】

【り行】
 
■リート(REIT)【りーと】
不動産のバスケットの一種。
不動産は一物一価が特色だが、リートにすることで銀座や丸の内などという立地は見えにくくなる。
またどんな人が住んでいるマンションなのか、日当たりや騒音はどうなのかなども無視されがち。不動産を紙にしてしまうと錬金術の一種。
この錬金術を知ったことで不動産業界が生き延びた面もある。
 
 
 
■リート(REIT) その2【リート】
不動産を運用対象とする不動産運用商品。
株式と比較すると相対的に高い配当利回りが期待できる。
ただ配当原資である賃貸収入や不動産売却益は、不動産市況・経済環境などに大きく
影響される
悪い言い方をすれば物件売買に悩んだ不動産業界にとっての錬金術。
株式投資でも企業訪問する投資家さんは少ない。
リートに組み入れられている物件を視察する投資家さんも滅多にいない。
家を買うときは何度も見るはずだが・・・。
 
 
 
■利益確定の売り【りえきかくていのうり】
マーケットが下落した要因を説明する市場関係者の常套句。
実は「下げた理由がわかりません」という内容を含んだ言葉。
市場関係者が引用する頻度で利益確定売りがあるならば、年金運用で年間10兆円もの損失が出るわけはない。
利益確定の買いという言葉には滅多に遭遇しない。
 
 
 
■リスク【りすく】
本来は「変動」と云う意味だが、株式市場では下落を想定した言葉として使用される。
かつて一斉を風靡したIT企業の社長の「想定外」というのが適当な翻訳語になろうか。
金融ビッグバンとともにこの言葉が一人歩きをし始めてからほぼ十数年。
フィナンシャルプランナーなどが「リスクとリターンが重要」などともっともらしく語ることは多くなってきた。
そして投資の常識のようになってきている。
ただ、実際はこのリスクとリターンの関係が数学のように明快な解答を持つものではない。
株にしても為替にしても、あるいは原油や金などの商品にしても、確かに「リスクを恐れては儲けることはできない」もの。
でも、そのリスクとは決して「危険」ということではなく、「変動率が高い」ということ。
1年で8%の利益を得る予定が、元本ゼロになってしまうのはリスクだが、20%の利益となってしまうのも本来はリスク。
 
 
 
■リスクオン【りすくおん】
投資市場においてリスク許容度を上げることというのが一般的解釈だが意味不明。
価格変動の可能性をより多くするということでもある。
利回り等の明確な債券などから株・為替・商品などの資産ウェイトを高めること。
簡単に言えば変動性の高い資産のウェイトを高めること。
株式市場ではなくFX市場から生まれた言葉と考えられる。
「リスクオン」とか「リスクオフ」と言われると何となく納得させられてしまう変な言葉。
業界もマスコミも横文字を使って煙に巻く傾向があるから気をつけた方が良い。
横文字や難解用語が登場したときは自分の言葉に直して考えることが肝要。
 
 
 
■リスク回避【りすくかいひ】
本来の意味からいくと「変動」を懸念し、投資意欲が衰退している状況。
しかし、この国の市場では「リスク=下落」という概念にすり替わっていて「下落懸念」という意味になる。
結論は「何もしないこと」あるいは「売り姿勢」の意味。
従って上昇を回避するリスク回避と云う言葉は聞かれない。
 
 
 
■理論価格(りろんかかく)
 
先物・オプション取引において、金利や満期日までの残存日数などを考慮して計算される先物・オプションの予想価格。オプションでは、一般的にブラック・ショールズ・モデルを用いて理論価格を求める。
 

東証プライム(大引け)
急反発、相互関税停止で 2894円高は歴代2位
東証プライム市場(大引け)=急反発、相互関税停止で 2894円高は歴代2位

【大引け概況】 10日の日経平均株価は大幅に反発し、終値は前日比2894円97銭高の3万4609円00銭だった。     本日のマーケット動画 上書き用文字 過去のマーケット動画はこちら   3万4000円台をつけたのは3日以来。上昇幅は2024年8月6 3万4000円台をつけたのは3日以来。上昇幅は2024年8月6日(3217円04銭)に次ぐ歴代2位の大きさだった。   前日までのリスクオフ相場の反動で半導体関連や自動車などの輸出株のほ...

相場概況(大引け)
ベース記事 タイトル
東京株式(大引け)=ベース記事 タイトル

【大引け概況】 10日の日経平均株価は大幅に反発し、終値は前日比2894円97銭高の3万4609円00銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:06 容量:13.67M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら      

相場概況(寄り付き後)
大幅反発、米ダウ平均が過去最大の上げ幅
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反発、米ダウ平均が過去最大の上げ幅

【寄り付き概況】 10日の日経平均株価は大幅反発で始まった。始値は前日比607円18銭高の3万2321円21銭。   前日の米国株市場では午後の取引で地合いが一変し、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価3指数が揃って急騰を演じた。トランプ米大統領が自身のSNSで同日に発動した相互関税を一部の国や地域で90日間停止することを表明、これが株価を押し上げる格好となった。NYダウは3000ドル近い上昇で1日の上げ幅としては過去最高を記録、更にハイテク株への買いが顕著で、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを大きく上回った。これを受けて東京市場でも幅...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ら行】

【ら行】
 
■乱高下【らんこうげ】
相場が短期間に激しく上下に変動すること。
ただし時間軸や値幅に明確な規定はない。
類義語は騰落、無秩序、パニック、けいれん現象、ジェットコースターなど。
面白いことに乱上下とはあまり言わない。
2010年のアノマリーは「相場は乱高下し始めた方向にその後動く」だった。
 
 
 
■LIBORフラット【らいぼーふらっと】
企業が資金調達をする際に、基準金利としてLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が使われるケースで、LIBORと同水準で資金調達が行われる場合の呼び方。
 
 
 
■ライツ・オファリング(らいつおふぁりんぐ)
新株予約権無償割当ては、英語では「ライツ・オファリング」とも呼ばれ、既存株主の保有株式数に応じて、当該上場会社の株式を、一般的に市場価格よりも低い価格で購入できる新株予約権を無償で割当てる増資手法。
 

株ちゃんの明日読み
下値波乱の要素が残る

下値波乱の要素が残る

Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 31714円03銭(▲1298円55銭=3.93%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2349.33(▲82.69=3.40%) -------------------------------------------- 【グロース250】 573.09(▲16.08=2.73%) --------------------------------------...

相場概況(大引け)
大幅反落、関税発動で一時1700円超安
東京株式(大引け)=大幅反落、関税発動で一時1700円超安

【大引け概況】 9日の日経平均株価は急反落し、終値は前日比1298円55銭安の3万1714円03銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:05 容量:13.59M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   きょうの東京株式市場は再びリスクオフ一色に染まり、全体の90%の銘柄が下落する全面安商状となった。前日の米国株市場ではNYダウが朝高後に一貫して水準を切り下げ、結局300ドルあまりの下落となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数...

相場概況(前引け)
大幅反落 一時1300円安、貿易摩擦懸念で
東京株式(前引け)=大幅反落 一時1300円安、貿易摩擦懸念で

    9日午前の日経平均株価は大幅反落し、午前終値は前日比865円54銭安の3万2147円04銭だった。   きょう前場は、リスク回避目的の売りが噴出し日経平均は一時1300円あまりの下げをみせる場面があった。前日の米国株市場では朝高後にNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が次第安の展開となりマイナスで引けたことから、東京株式市場でもこれに追随して売り圧力の強い地合いとなった。米中間で貿易戦争の様相を呈していることで、買い手控え感が強まっている。また、日本時間午後1時1分に発動される相互関税に対する警戒感も強い。先物主導で下げた後は買...

相場概況(寄り付き後)
反落スタート、関税懸念受けた米株安で
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、関税懸念受けた米株安で

【寄り付き概況】     9日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比483円35銭安の3万2529円23銭。   前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて上昇したが、米国株市場では朝高後は次第安の展開となり、NYダウやナスダック総合株価指数など揃ってマイナス圏で引けた。トランプ米政権の中国に対する高関税政策と中国からの報復関税を背景に貿易戦争の世界経済への影響が警戒されている。東京株式市場では前日に日経平均株価が歴代4位となる1800円を超える上げ幅で切り返したが、再び下値を試す動きを強いられている。相互関税の発動を...

相場展望(寄り付き前)
反落後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
反落後、もみ合い展開か

9日の東京株式市場は反落後、もみ合いか。 日経平均株価の予想レンジは、3万2000円-3万2500円を想定。(8日終値3万3012円58銭)   米国株は下落。ダウ平均は320ドル安の37645ドルで取引を終えた。高く始まり1400ドル超上げる場面もあったが、買いが続かず急失速。終盤に下げに転じると一時800ドル超下落するなど乱高下した。 現地8日の米国株式が下落した動きを受け、売り先行スタートが見込まれる。   為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(8日は147円39-40銭)...

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