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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は日経平均株価が下落するなか、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。年初来高値圏での推移が続いており、目先の利益を確定する売りにも押されやすかった。大引けにかけて下値を模索する動きが強まった。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比14.60ポイント(1.95%)安の733.65だった。
グロース250とグロースCoreは、ともに反落
 
市場関係者は「6月は例年、3月期企業などの決算発表が一巡し、材料難の中で中小型株が物色されやすい季節要因があったが、7月後半は4〜6月期の決算発表などが始まり、再び大型株に関心が移りやすい」と話す。そのうえで、グロース250指数について目先はピークアウトした可能性があり、当面は軟調な展開になりそうだとも指摘した。
 
グロース市場ではフリーやタイミー、サンバイオが下落し、トライアルやリベラウェア、MTGが上昇した。
値上がり銘柄数188、値下がり銘柄数394と、値下がりが優勢だった。
 
 
 
個別ではインフォメティス、ソフトマックス、ビープラッツ、ナイルがストップ高。タイミー、イオレ、フルッタフルッタ、ジグザグ、モブキャストホールディングスなど22銘柄は年初来高値を更新。ZenmuTech、技術承継機構、ウェルネス・コミュニケーションズ、さくらさくプラス、レナサイエンスが買われた。
 
 一方、エータイ、リップス、ステムセル研究所が年初来安値を更新。東京通信グループ、Birdman、Def consulting、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、インテグループが売られた。
 
 
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