兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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毎日コラム
オススメ!IPO投資のコツ

株の売買に慣れてくると気になるのが「IPO(initial public offering):新規公開株」への投資です。

証券市場には、1年に80銘柄程度が新規に上場しています。
新規公開株は上場前に設定された公募価格で買うことができ、大体の場合上場時にはその価格から大幅に値上がりします。新たに登場した株式なので、成長性も高いだろうと考える投資家が多く、人気があります。
取り扱う証券会社は限られ、申し込みが集中するので大抵の場合抽選となります。
そのため「新規公開株は人気が高く、なかなか当たらないもの」なのです。
そして「当たらなかった人気IPO株は高い初値。当たった銘柄は大したことない初値」
というのが経験則。どうしても欲しい銘柄ほど当たらないものです。
 

新規上場後、次にとる行動は、「初値を買いにいく」

IPO株投資のコツは「どうしても欲しかった新規公開株をメモして記憶しておくこと」。
そして「3か月あるいは半年経ってから投資を考えること」。

新規公開株は上場から2週間くらいは売買高も多く、値動きも激しく、市場の中心にいることが多いです。
しかし、新規公開株は続々と登場するため、次の新規公開株に人気を奪われてしまいます。
初値を付けてから上がりっぱなしなんて銘柄は、滅多にありません。
従来の大株主が利益確定のために売ることも多いですから、一度は下がる傾向があります。
でも、株価の上昇が一休みしたって、成長性が鈍ることはありません。
公開時点では人気にもならなかった銘柄が、その後半年で10倍になったというケースも少なくはありません。
そのため時間がたって市場の評価が定まってから投資すると、効率が良いのです。

公開から1年経てば、2部や1部への市場変更が可能になってきます。
その直前のタイミングが、公開から半年程度
ですから、「新規公開株は時間が経ってから投資する」。
ゆっくり投資には、これがオススメです。

【株式名言】
備えあれば迷いなし


コラム
英明コラム 9月第5週 マーケットストラテジーメモ
「英明コラム 9月第5週 マーケットストラテジーメモ」

《マーケットストラテジーメモ一覧へ》 《マーケットストラテジーメモ》9月 第5週   25 日(月): 週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続落。S&P500とNASDAQナスダック総合の週間下落率は3月以来最大。フォードが1.9%上昇。ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードが1.7%上昇。PDDやJDドットコム(京東集団)など中国企業の米国上場株は2─4%上昇。   日経平均株価は276円高の32678円と5日ぶりに反発。「週末の日銀植田総裁の会見を受け、金融政策の早期の修正...

NY株/欧州株概況
反落158ドル安、政府閉鎖リスク高まる
【市況】反落158ドル安、政府閉鎖リスク高まる

  29日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比158ドル84セント(0.47%)安の3万3507ドル50セントで終えた。ほぼ4カ月ぶりの安値。 朝方に発表された米連邦準備理事会(FRB)の重視する物価指標が市場の想定の範囲にとどまり、株買いが先行した。買い一巡後は米政府機関の一部閉鎖のリスクが意識された。高水準の米政策金利が長く維持されるとの見方も根強く、ダウ平均は下げに転じて終えた。 ダウ平均は月間では2カ月連続で下落し、下げ幅は1214ドル(3.49%)となった。下げ幅は2月以来の大きさとなった。 米下院はこの日、野党共和党が提案した10月...

毎日コラム
【耳より情報】チャートより企業ホームページ

目に留まるような製品やサービス。
気になる会社があり、その株を買うかどうかを考える時、株価チャートから見ていませんか?
ちょっと待ってくださいね!
楽しく株投資をするならそう短気にならず、むしろ過程を楽しみながら納得いく銘柄を探すことをオススメします。

探すのは、これから株価が上がるだろう「良い会社」
業績が良く、これからの事業に期待が持て、勢いを感じる。
そんな会社は、まずホームページを眺めて見分けましょう。
証券会社が一律で提供する「会社情報」よりも、それぞれの会社の特色が見えて面白いですよ。

企業はホームページを充実させて、投資家情報をたくさん提供してくれています。
これを利用しない手はありません
トップの声、業務内容、沿革、業績、今後の計画等々、会社のカラーがホームページにも反映されます。
クリエイティブ?堅実さ?サイトから受けるイメージも侮れないもの。
新入社員の募集案内から、その会社の未来を詮索することも可能です。

今は社名だけではその会社の中身を判断できないことも多いもの。
「アルファベット3文字の社名だけど知らないなぁ」。
そんな企業の昔の社名を知ることも可能です。
そんなケースがたくさんあります。
しかもホームページですから、頻繁に最新の情報を提供してくれます。
当然、無料で見ることができます。
企業によってはアナリストレポートや社長対談を動画で載せています。

会社を知るには、まずその会社のホームページを見る
そんな習慣をつけましょう。

【株式名言】
目先筋で大成する人間はいない


株ちゃんの明日読み
堅調展開か

堅調展開か

■本日のポイント  1.日経平均は14円安と小幅続落、朝高後は売り優勢で軟調  2.前日のNYダウはハイテク株が買い戻され116ドル高に  3.9月期末で機関投資家からのリバランス売りが警戒される  4.郵船や商船三井など海運株は配当権利取りの一巡で軟調展開  5.東エレクやアドテスト、ディスコなど半導体関連株が堅調     今週は軟調となった。米長期金利をにらんで神経質な展開。日経平均は週初の25日は半導体株がけん引役となって200円を超える上昇となったが、26日は米10年債利回りが4.5%台に乗せたことが嫌気されて、300円を超える下落と...

相場概況(大引け)
14円安と小幅続落、需給悪化リバランス売りを警戒
東京株式(大引け)=14円安と小幅続落、需給悪化リバランス売りを警戒

【大引け概況】 29日の日経平均株価は小幅に続落し、前日比14円90銭(0.05%)安の3万1857円62銭で終えた。   本日のマーケット動画 時間:00:00:46 容量:10.29M 過去のマーケット動画はこちら   前日の米株式市場では、NYダウが116ドル高と3日ぶりに反発。米長期金利の低下を受け、ハイテク株などに買い戻しが入った。これを受けた、東京株式市場も日経平均株価は朝方反発してスタートした。一時3万2000円を回復する場面があった。ただ、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に...

東証スタンダード(大引け)
値下がり優勢、換金売り
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、換金売り

  東証スタンダード市場は、上値は重くマイナス圏に転じた。日経平均の銘柄入れ替えに伴う換金売りが重しとなった。 米の政府機関閉鎖の可能性が高まっていることなども投資家心理を冷やした。 スタンダードTOP20は続落。出来高2億8970万株。値上がり銘柄数462、値下がり銘柄数829と、値下がりが優勢だった。   個別では、イー・ロジットがストップ高。ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。住石ホールディングス、第一建設工業、ナカノフドー建設、fonfun、ケア21など56銘柄は年初来高値を更新。ホーブ、ほぼ日、AIメカテック、ギグワークス、ジェイ・エ...

東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、米金利の上昇
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、米金利の上昇

  東証グロース市場は、米金利の上昇などを背景にPER(株価収益率)が高いグロース市場に上場する銘柄は下げが目立っていたため、きょうは値ごろ感から買いが優勢だった。 物流業界の人手不足が懸念される「2024年問題」に関し、岸田首相が緊急対策を経済対策に盛り込む考えを表明したと伝えられ、物流ITサービスを手がけるロジサードは大幅高となった。  「日経平均株価の構成銘柄はリバランスの売りが警戒され、新興企業株での個別物色が目立つ」との声が聞かれ、グロース市場の売買代金上位では値上がり銘柄の割合が高かった。 東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発して終わった。...

東証プライム(前場)
36円安と小幅続落、米株高も需給不安強く
東証プライム市場(前引け)=36円安と小幅続落、米株高も需給不安強く

  29日午前の日経平均株価は続落し、前日比36円28銭(0.11%)安の3万1836円24銭で前場を終えた。 朝高後、値を消す展開。前日のNYダウは116ドル高と3日ぶりに反発。米長期金利の低下を受け、ハイテク株などに買い戻しが入った。これを受けた東京株式市場も日経平均株価が反発してスタートした。ただ、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に転じた。中間期末の機関投資家によるリバランス売買も警戒され、日経平均株価は一時100円を超す下落となった。   四半期末に伴う機関投資家によるリバランス(資産配分の調整)に伴う売りや、米政府機関の閉鎖への警戒が投資家心...

東証スタンダード(前場)
値下がり優勢、買い進む動きは想定しにくい
【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、買い進む動きは想定しにくい

  東証スタンダード市場は米国株の上昇を受けて買い優勢で始まったが、株価指数入れ替えに関連した売りなど需給に対する不安が強く、勢いは続かなかった。 スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億8504万株。 値上がり銘柄数532、値下がり銘柄数690と、値下がりが優勢だった。   個別では、イー・ロジットがストップ高。ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。住石ホールディングス、ナカノフドー建設、fonfun、ケア21、日本ケアサプライなど52銘柄は年初来高値を更新。AIメカテック、ビーイングホールディングス、アイビー化粧品、enish、ホーブが買わ...

東証グロース(前場)
値上がり優勢、短期的な戻り
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、短期的な戻り

  東証グロース市場は、堅調な展開が続いている。米金利の上昇を背景にPER(株価収益率)が高いグロース市場の銘柄はこのところ下げが目立っていたが、きょうは短期的な戻りに期待した買いが入った。 マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート後に上げ幅を広げる展開となっている。米国株の上昇を受けて東京株式市場の新興株も一旦の買い戻しの動きが優勢か。時価総額上位銘柄中心に注目が集まっており、指数をけん引する形となっている。ただ、米長期金利が依然として高水準で推移しており、積極的に買い進む動きは想定しにくい。前引け時点での東証...

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