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売り買い拮抗、米株安が相場全体の重し
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、米株安が相場全体の重し

 
東証グロース市場は前週発表された決算などを材料とした個別の物色が引き続き中心となった。主力株の一角が売られ指数を押し下げたほか、米長期金利の高止まりや米株安が相場全体の重しとなり、終始マイナス圏で推移した。
東証プライム市場では米閣僚人事に絡み医薬品株が大幅下落。新興市場でもバイオ関連株の下落が目立った。米国で長期金利が高止まりし、新興市場には向かい風となっているが、「トランプ前米政権時に小型株が大きく上昇したという経験則はある」と今後の見直し買いの可能性を指摘する声もあった。
グロースCoreは大幅安。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比6.69ポイント(1.07%)安の619.26だった。
グロース市場ではジーエヌアイやクオリプスが下落した。一方、タイミーやシェアテクが上昇した。
値上がり銘柄数282、値下がり銘柄数281と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではHmcomm、UUUM、かっこ、THECOO、アクリートなど7銘柄がストップ高。Schoo、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、プレイド、サインドなど13銘柄は年初来高値を更新。フィスコ、BBDイニシアティブ、リニューアブル・ジャパン、オムニ・プラス・システム・リミテッド、CaSyが買われた。
 
 一方、ジンジブ、学びエイド、ライスカレー、トランスジェニックグループ、オルツなど16銘柄が年初来安値を更新。リビン・テクノロジーズ、サンバイオ、Delta-Fly Pharma、ジーエヌアイグループ、グロースエクスパートナーズが売られた.


 
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