値下がり優勢、手控えムード
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、手控えムード
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東証グロース市場は20日に発足した米トランプ新政権の政策に対する警戒感が広がるなか、新興市場では手控えムードが強かった。主力株の一角が総じて売られた。
プライム市場が様子見ムードで薄商いとなる中、新興市場では値動きに反応した売買が活発だった。「暗号資産関連銘柄として前日大きく上昇したフィスコは、値動きが買いを集めた」といい、この日も上昇した。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比3.34ポイント(0.53%)安の627.92だった。グロース市場はトライアル、アイスペースが下落した。一方、アストロHD、ベースフードが上昇した。
値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数324と、値下がりが優勢だった。
個別ではレナサイエンスがストップ高。グロービング、サイバートラスト、識学は昨年来高値を更新。フルッタフルッタ、アライドアーキテクツ、ベースフード、サークレイス、noteが買われた。
一方、ロゴスホールディングス、PRISM BioLab、INGS、TMH、カヤックなど10銘柄が昨年来安値を更新。DAIWA CYCLE、イーディーピー、Heartseed、ENECHANGE、揚羽が売られた。