値上がり優勢、投資家心理の改善
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理の改善
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東証グロース市場は、朝方安い場面もあったが、日経平均株価が次第に上げ幅を拡大するにつれ、投資家心理の改善を映した買いが新興株にも入った。
グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数も反発した。前引けは前週末比10.38ポイント(1.67%)高の633.75だった。
グロース市場ではジーエヌアイやライフネットが上昇した。一方、セルシードやQPS研究所は下落した。
札証アンビシャス市場に新規上場した伸和HDは、9時18分に公開価格(1650円)を120円(7.27%)下回る1530円で初値を付けた。前引けは初値比15円(0.98%)安の1515円だった。
値上がり銘柄数378、値下がり銘柄数162と、値上がりが優勢だった。
個別ではアイ・パートナーズフィナンシャルが一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、はてな、スタメン、プロパティデータバンク、ライフネット生命保険は年初来高値を更新。ABEJA、Kaizen Platform、ファーストアカウンティング、イトクロ、TWOSTONE&Sonsが買われた。
一方、光フードサービス、INGS、アスア、ゼネラル・オイスター、ナイルなど8銘柄が年初来安値を更新。ラストワンマイル、インティメート・マージャー、Heartseed、イオレ、雨風太陽が売られた。