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押し目買いか

押し目買いか





 
【日経平均】
38349円06銭(△214円09銭=0.56%)
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【TOPIX】
2687.28(△21.94=0.82%)
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【グロース250】
634.38(△0.41=0.06%)
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【プライム売買高】16億8994万株(▲1億3671万株)
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【売買代金】4兆1774億円(△23億円)
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【値上がり銘柄数】1179(前日:270)
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【値下がり銘柄数】405(前日:1354)
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【新高値銘柄数】14(前日:23)
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【新安値銘柄数】35(前日:71)
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【25日騰落レシオ】104.67(前日:95.33)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は3日ぶり反発、朝安後に切り返す
 2.欧米株安と急速な円高を受け、朝方はリスクオフ
 3.半導体対中規制に関する一部報道で不安心理後退
 4.戻りも鈍く、後場終盤に日経平均は上げ幅を縮小
 5.個別株は7割強が上昇、売買代金も4兆円台が続く
 
日経平均は大幅高。東京エレクトロンが全体の押し目買い機運を高めるのに一役買った。ただ、同じ半導体株でも買われるものとそうでないものの濃淡がかなりついた。本日の米国は感謝祭により休場で、あすは材料難となる。それを見越してきょうは値幅が出た銘柄にひとまず乗る動きが活発になった可能性もあるだけに、大幅高となった銘柄のあすの値動きには注意を払う必要がある。一転して売られる銘柄が多いようなら、きょうは単なるマネーゲームであったと解釈される。
 
きょう大幅安になってしまうとチャートが崩れることでセンチメントが大きく悪化するリスクがあっただけに、プラスで終えられたことはポジティブ。終値(3万8349円)では節目の3万8000円や75日線(3万8164円、28日時点)を上回った。
日経平均がここ2カ月程度のボックス下限にあたる3万8000円割れから盛り返し、同ゾーンが強い下値支持帯であることを改めて示してきた。ここには75日移動平均線(3万8164円)もあってテクニカル的には重要なポイントとなっている。
トピックスも同線を本日守ったことで市場全体のトレンドも依然としてキープ。ポイントはどこまで上値を回復できるかであろう
 
業種別で全33業種がプラスとなったことは、底打ちへの期待を高める。円高は引き続き警戒材料ではあるものの、きょうの反動があす出てこなければ、3万8000円割れは買い場との見方が強まり、下値が固くなってくるだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
 
39674.45  ボリンジャー:+2σ(25日)
39356.86  ボリンジャー:+1σ(13週)
39169.81  ボリンジャー:+1σ(25日)
38954.21  均衡表転換線(週足)
38798.10  均衡表基準線(日足)
38665.18  25日移動平均線
38627.45  200日移動平均線
38582.71  均衡表雲上限(日足)
38462.13  26週移動平均線
38427.63  均衡表転換線(日足)
 
38349.06  ★日経平均株価28日終値
 
38345.67  13週移動平均線
38336.03  6日移動平均線
38164.78  75日移動平均線
38160.55  ボリンジャー:-1σ(25日)
37655.92  ボリンジャー:-2σ(25日)
37527.67  均衡表雲上限(週足)
37334.48  ボリンジャー:-1σ(13週)
37151.29  ボリンジャー:-3σ(25日)
37074.06  ボリンジャー:-1σ(26週)
36998.40  均衡表雲下限(日足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36323.28  ボリンジャー:-2σ(13週)
35787.71  均衡表雲下限(週足)
 
10月24日の直近安値37712.19円を割らずに37801.62円で下げ止まり、ローソク足は陽線で終了。38000円前後で下値を固める展開となった。株価上方では、11月12日を直近ピークに下降していた25日移動平均線が上向きに転換し、下落圧力の後退を示唆した。一方、株価は依然として25日線下方に位置する。一目均衡表で株価が雲中にとどまっていることに加え、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は104.66%と中立圏中央の100%近傍にあり、売り買いともに手掛けにくい相場がさらに続く可能性がありそうだ。
 
 
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