兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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堅調展開か

堅調展開か
 


【日経平均】
39958円87銭(△312円62銭=0.79%)
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【TOPIX】
2751.74(△14.55=0.53%)
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【グロース250】
624.73(▲5.83=0.92%)
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【プライム売買高】18億7279万株(△1億1689万株)
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【売買代金】4兆6322億円(▲783億円)
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【値上がり銘柄数】639(前日:1046)
【値下がり銘柄数】936(前日:514)
【新高値銘柄数】25(前日:24)
【新安値銘柄数】14(前日:7)
【25日騰落レシオ】86.43(前日:90.11)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は4連騰、一時4万円大台回復
 2.米半導体株高やAI株人気を引き継ぐ展開に
 3.日銀決定会合控えるも利上げ織り込み済み
 4.大型株中心の物色で、値下がり銘柄数900超
 5.ディスコ反落もソフトバンクGへの買い続く
 
日経平均は大幅高。前場ではやや値動きが不安定となったが、後場に入ると強い基調が続き、一時節目の4万円を上回った。動きの良い大型株がけん引しており、下落銘柄は多かったが、薄く広く買われるよりも濃淡がついた方が物色意欲は刺激される。この先は決算を材料に大きく動く銘柄も増えてくると思われる。個別の活況が日本株を下支えする展開が期待できる。
 
あすは日銀会合の結果が発表される。追加利上げに関しては織り込みが進んでいると思われるが、利上げをするなら植田総裁の会見を見定めたいだけに、「織り込み済み=上昇」とは限らない。
ただ、今週の日経平均が木曜まで4日続伸かつ、4営業日で1500円近い上昇と非常に強かっただけに、下に振れても利益確定売りの一環にすぎないと捉えられるだろう。警戒ムードが高まることなく日銀イベントが買い材料となる場合には、昨年12月27日の取引時間中につけた4万398円を上回ることができるかに注目したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
 
41159.24  ボリンジャー:+3σ(13週)
40969.57  ボリンジャー:+2σ(26週)
40829.44  ボリンジャー:+3σ(25日)
40458.18  ボリンジャー:+2σ(13週)
40307.73  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
39958.87  ★日経平均株価23日終値
 
39786.02  ボリンジャー:+1σ(25日)
39757.12  ボリンジャー:+1σ(13週)
39704.05  ボリンジャー:+1σ(26週)
39264.30  25日移動平均線
39226.96  均衡表基準線(日足)
39147.08  均衡表雲上限(週足)
39099.93  均衡表転換線(週足)
39093.28  6日移動平均線
39056.06  13週移動平均線
39045.88  均衡表転換線(日足)
38985.82  均衡表雲上限(日足)
38982.75  75日移動平均線
 
連日でマドを空けての上昇となり、買い一巡後は利食いに押される場面もみられたが押し目買い意欲は強く、後場終盤にかけて一時4万円の大台を回復。4万円回復後も高値圏での推移を継続しており、達成感は出ていない。ローソク足は下ヒゲを残す形での陽線を形成。ボリンジャーバンドの+1σ水準で寄り付き、その後も上げ幅を広げる形となったことで、+1σと+2σ(40310円)とのレンジに移行してきた。週間形状でも+1σを上回ってきたことで+2σ(40460円)が意識されてくる。パラボリックはSAR値にタッチし、陽転シグナルを発生。一目均衡表では雲を明確に上放れ昨年12月27日の40398.23円が射程に入った。遅行スパンは昨年12月半ばの戻り高値を通過してくることで、しばらくは上方シグナルを継続する可能性が高まった。
 
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