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値下がり優勢、資金流入する動きが乏しい
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、資金流入する動きが乏しい

 
東証グロース市場は生成人工知能(AI)投資に期待してソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなどの大型株に買い向かう投資家が多かった一方で、目立った材料のない新興株に資金流入する動きが乏しかった。
トランプ米大統領が発表した米国での人工知能(AI)関連への大規模投資が引き続き材料視され東証プライム市場の関連銘柄に物色が集中。AI関連銘柄が乏しい新興市場は「注目されない」状態となった。前日上昇した反動もあり売られる銘柄が多く、米国金利が上昇したことも嫌気されグロース250はマイナス圏での小動きに終始した。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比5.83ポイント(0.92%)安の624.73だった。
グロース市場ではオンコリスやタイミーが下落した。一方、レナやジーエヌアイは上昇した。値上がり銘柄数209、値下がり銘柄数357と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではSTGがストップ高。レナサイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、グロービング、サークレイス、リアルゲイトなど5銘柄は昨年来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン、ティムス、クラスターテクノロジー、ジェリービーンズグループ、グラッドキューブは値上がり率上位に買われた。
 
 一方、TMH、WACUL、コアコンセプト・テクノロジー、カルナバイオサイエンス、Waqooなど6銘柄が昨年来安値を更新。フィスコ、ククレブ・アドバイザーズ、BBDイニシアティブ、オンコリスバイオファーマ、シャノンが売られた。
 
 
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