値上がり優勢、日米の長期金利低下
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、日米の長期金利低下
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東証グロース市場は日米の長期金利低下が高PER(株価収益率)銘柄の多い新興市場にとって支えになった。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前週末比9.22ポイント(1.45%)高の643.25だった。グロースCoreはともに堅調。
グロース市場ではフリー、ライフネットが上昇した。一方、タイミー、QPS研究所が下落した。
値上がり銘柄数347、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
9日に東証グロース市場に新規上場したインフォメテは9時9分に公開価格(1080円)を下回る993円で初値を付けた。前引けは1060円だった。
個別では、GreenBee、ジィ・シィ企画が一時ストップ高と値を飛ばした。フィスコ、シェアリングテクノロジー、ジーニー、ビズメイツ、アルファポリスは年初来高値を更新。トラース・オン・プロダクト、エルテス、ARアドバンストテクノロジ、KIYOラーニング、網屋が買われた。
一方、Will Smart、ライスカレー、Terra Drone、TMH、サンクゼールなど16銘柄が年初来安値を更新。フルッタフルッタ、HANATOUR JAPAN、アイズ、フレアス、サイフューズが売られた。