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値下がり優勢、米長期金利が上昇した流れを受け
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、米長期金利が上昇した流れを受け

 
東証グロース市場は前日に米長期金利が上昇した流れを受け、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢だった。日経平均株価は午後に節目の3万8000円を下回る場面もあり、投資家心理の重荷となった。
 
市場では「きょう上場した東京メトロ(プライム、9023)に個人投資家の資金が向かっており、新興銘柄の買い支えが乏しかった面もある」との見方があった。
グロースCore、グロース250はともに下落。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比10.81ポイント(1.76%)安の604.09だった。
 
グロース市場ではオルツやジーエヌアイ、バンクオブイが下落した。一方、ベースフードや夢展望、グロースxPは上昇した。
 
値上がり銘柄数113、値下がり銘柄数442と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、夢展望、CINCがストップ高。THECOOは一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、はてな、プロパティデータバンクなど6銘柄は年初来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、BCC、アイズ、タメニー、ベースフードが買われた。
 
 一方、光フードサービス、ジンジブ、グリーンモンスター、PRISM BioLab、アミタホールディングスなど27銘柄が年初来安値を更新。オルツ、Chordia Therapeutics、グリッド、キッズスター、ROXXが売られた。
 
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