【オープニングコメント】 もみ合い展開か

3日の東京株式市場は続伸後、もみ合い展開か。

日経平均株価の予想レンジは、3万8400円-3万8800円を想定。(2日終値3万8513円02銭)

米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は128ドル安の44782ドルで取引を終えた。

日経平均株価は、現地2日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が史上最高値を更新したことや、日本のハイテク株が影響を受けやすいSOX(フィラデルフィア半導体株)も上昇したことから、買い先行スタートが見込まれる。

ただ、為替市場では、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(2日は150円24-26銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円のトビ台(同157円77-81銭)と円高方向に振れている。買い一巡後は、為替動向を警戒する動きも予想され、上値が重くなる場面も想定される。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比145円高の3万8615円だった。

【好材料銘柄】 

■日本ハウスホールディングス <1873> 
上期経常を64%上方修正。

■リビン・テクノロジーズ <4445> 
株主優待制度を新設。毎年3月末と9月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、QUOカード1万5000円分を年2回贈呈する。

■ブランジスタ <6176> 
発行済み株式数(自社株を除く)の5.18%にあたる70万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は25年1月6日から25年9月30日まで。

【主な経済指標・スケジュール】

3（火）
【国内】
11月マネタリーベース（8:50）
10年国債入札
《決算発表》
内田洋

【海外】
米10月雇用動態調査（JOLTS）求人件数（24:00）
《米決算発表》
セールスフォース