【市況】東証グロース（前引け）＝売り買い拮抗、押し目買い

 
東証グロース市場は前日の大幅下落を受けて時価総額の大きい銘柄を中心に押し目買いが入り、指数を押し上げた。
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比2.89ポイント（0.40%）高い725.01だった。
 
東証グロース市場ではビジョナルやフリーが上昇した。一方、JTOWERや弁護士COMは下落した。値上がり銘柄数248、値下がり銘柄数255と、売り買いが拮抗した。
 
きょう東証グロース市場に上場したアヴィレンは公開価格2120円を17.07%上回る2482円で初値を付けた。前引け時点は初値比5.51%安の2345円だった。
 
個別では、ベースフード、日本ファルコム、JDSC、GMO TECH、きずなホールディングスなど8銘柄が年初来高値を更新。フィーチャ、フューチャーリンクネットワーク、Arent、セキュア、ブシロードが買われた。
 
一方、サインド、Delta−Fly Pharma、ノイルイミューン・バイオテック、日本ナレッジ、モンスターラボホールディングスなど13銘柄が年初来安値を更新。サマンサタバサジャパンリミテッド、エフ・コード、ネットスターズ、キッズウェル・バイオ、免疫生物研究所が売られた。