兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
売り買いが拮抗か

売り買いが拮抗か
 





 
Market Data
-------------------------
【日経平均】
43837円67銭(△378円38銭=0.87%)
-------------------------
【TOPIX】
3140.97(△18.85=0.60%)
-------------------------
【グロース250】
772.16(△0.83=0.11%)
-------------------------
【プライム売買高】19億3865万株(▲4112万株)
-------------------------
【売買代金】4兆4727億円(▲2916億円)
-------------------------
【値上がり銘柄数】819(前日:616)
【値下がり銘柄数】725(前日:952)
-------------------------
【新高値銘柄数】133(前日:356)
【新安値銘柄数】3(前日:1)
-------------------------
【25日騰落レシオ】129.91(前日:134.36)
-------------------------
 
■本日のポイント
 
 1.日経平均は反発、約3週間ぶりに史上最高値更新
 2.米株市場でのNYダウ、ナスダック指数最高値に追随
 3.米PPIやCPIの発表を控え、途中伸び悩む場面も
 4.海外投資家の先物買い観測、後場に入り買い気強まる
 5.値上がり数は5割止まりで、売買代金も盛り上がらず
 
 
日経平均は大幅高。
本日は、ソフトバンクGとアドバンテストの2銘柄で330円近く指数を押し上げており、目先はこれらの影響を大きく受けると思われるが、史上最高値を更新したことで、下では買いが入りやすくなるだろう。
 
本日の米国では8月の生産者物価指数(PPI)が発表される。翌11日には消費者物価指数(CPI)の発表もあるだけに、FOMC直前に出てくる物価指標に対して、マーケットがどういった反応を見せるかが注目される。
現状では0.25%の利下げは確実とみられており、PPIやCPIが多少強かったとしてもその見方は変わらないだろう。
米国の長期金利が大きく低下した場合、グロース株には追い風となるが、ドル円が円高(ドル安)に振れてしまうと日本株は上がりづらくなる。足元のドル円は比較的落ち着いた動きを見せているだけに、円高がそれほど進まず、日本株の下振れリスク低下につながる展開に期待したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
 
47542.26  ボリンジャー:+3σ(26週)
46272.37  ボリンジャー:+3σ(13週)
44914.62  ボリンジャー:+3σ(25日)
44679.52  ボリンジャー:+2σ(26週)
44628.15  ボリンジャー:+2σ(13週)
44174.21  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
43837.67  ★日経平均株価10日終値
 
43433.81  ボリンジャー:+1σ(25日)
43079.78  6日移動平均線
43010.45  均衡表転換線(日足)
42983.94  ボリンジャー:+1σ(13週)
42693.41  25日移動平均線
42303.81  均衡表基準線(日足)
42188.79  新値三本足陰転値
41953.01  ボリンジャー:-1σ(25日)
41816.78  ボリンジャー:+1σ(26週)
41737.32  均衡表転換線(週足)
41339.73  13週移動平均線
41212.60  ボリンジャー:-2σ(25日)
40817.77  均衡表雲上限(日足)
40472.20  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
ローソク足は上下に短いヒゲを伴う陽線で終了。上向きの5日移動平均線の上方で推移したほか、三役好転下にある一目均衡表でも基準線が上向きで終了し、強気相場継続を示唆した。ただ、本日ザラ場高値と安値はともに昨日のレンジ内に収まり、ごく短期的には売り買いが拮抗している模様だ。
 
 
a