堅調展開か
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
7日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、4万7700円-4万8500円を想定。(6日終値4万7944円76銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は63ドル安の46694ドルで取引を終えた。
きのう6日は高市氏の自民党総裁就任を受け、積極的な財政拡張策への期待に加え、同氏の政策関連として防衛や核融合などに関連する銘柄が物色された。強い地合いのなか上値を試す場面も想定される。また、大阪大学の坂口志文特任教授が「制御性T細胞」の発見でノーベル賞生理学・医学賞を受賞したことから、中外薬 <4519> をはじめとする関連銘柄に物色の矛先が向かいそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=150円台の前半(6日は150円01-03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=175円台の後半(同174円95-99銭)と円安方向にあることも支え。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比395円高の4万8585円だった。
【好材料銘柄】
■システナ <2317>
NTTデータの新パートナー制度コアビジネスパートナーに認定。
■ジー・スリーホールディングス <3647>
野村屋ホールディングスから系統用蓄電所の事業用地、設備、電力接続権を取得し、新たに系統用蓄電所事業を開始。
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
アルフレッサ ホールディングス <2784> 、キッズウェル・バイオ <4584> とバイオシミラー開発に関する基本合意書および個別製品の共同開発のための基本契約書を締結。また、バイオ後続品の原薬・製剤製造を行う合弁会社設立に向けて基本合意。
■キッズウェル・バイオ <4584>
アルフレッサ ホールディングス <2784> 、カイオム・バイオサイエンス <4583> とバイオシミラー開発に関する基本合意書および個別製品の共同開発のための基本契約書を締結。また、バイオ後続品の原薬・製剤製造を行う合弁会社設立に向けて基本合意。
■レナサイエンス <4889>
サウジアラビア政府の医療研究機関「キング・アブドラ国際医療研究センター」と、PAI-1阻害薬「RS5614」の臨床開発や共同開発、サウジアラビアでの同社パイプラインの事業化に向けた連携などで基本合意書を締結。
■楽待 <6037>
発行済み株式数の6.6%にあたる140万株の自社株を消却する。消却予定日は10月17日。
【主な経済指標・スケジュール】
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。