反落スタート、配当落ち影響
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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、配当落ち影響
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28日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比252円53銭安の3万2119円37銭。きょうは9月末の配当権利落ち日で、日経平均は配当落ち分の224円程度が下押し要因となっている。
前日の欧州株市場で主要国の株価指数は総じて軟調だったほか、米国株市場ではNYダウが続落となった。ハイテク株に押し目買いが入りナスダック総合株価指数は小幅プラス圏で引けたものの、米長期金利上昇を背景に投資家のセンチメントは冷やされた状態にある。東京株式市場では、前日に朝安後に先物主導で切り返しプラス圏で引けたものの、きょうは再び売り圧力に押される展開となっている。
ただ、為替市場で円安に振れていることは輸出セクター中心に株価の下支え材料となる可能性はある。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、KDDIやサイバー、武田が下落している。一方、INPEXや出光興産、第一生命HDは上昇している。