兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値下がり優勢、個人も手じまい
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、個人も手じまい

 
東証グロース市場は大幅反落。世界の主要市場で半導体株中心に売りが強まる中、新興企業市場も値下がりする銘柄が多かった。東証グロース市場250指数は急反落した。終値は前日比28.79ポイント(4.23%)安の651.78だった。グロースCoreは大幅下落。
 
新興企業市場は、海外勢による売りの対象になった半導体関連銘柄が多いわけではない。ただ、個人投資家も半導体関連銘柄を保有している人が少なくないため、「アドバンテスやソシオネクストなどの急落による損失を埋めるため、含み益が生じていた小型株などにも売りが波及した」という。
個別に買われる銘柄も見られたが、数は多くなかった。夏休み明けの海外勢が半導体中心に売りからスタートし、株式市場全体の地合いが悪化する中、個人も手じまい体制になった。
 
グロース市場ではタイミーやQPS研究所が下落した。一方、農業総研や雨風太陽は上昇した。値上がり銘柄数32、値下がり銘柄数549と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではビーマップ、T.S.Iがストップ高。ZUU、Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、農業総合研究所、ボードルア、マーキュリーは年初来高値を更新。FFRIセキュリティ、MRT、アイビス、イード、ベストワンドットコムが買われた。
 
 一方、グリーンモンスター、オプロ、ゼネラル・オイスター、AeroEdgeが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、AHCグループ、シンカ、バンク・オブ・イノベーション、サイジニアが売られた。
 
a