「戦争」
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市場関係者の冷静な分析。
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太平洋戦争時でも日本株は堅調に推移していました。
ベトナム戦争は55年から始まりましたが、60年代の米国は「黄金の60年代」を謳歌しました。
イラク戦争は03年からですが、10年にオバマさんが終息宣言をするまで上昇トレンド。
その後も上昇トレンドが続いています。
日本株、第一次〜第四次中東戦争をも越えて上昇を続けました。
中東での戦争を振り返ってみましょう。
第一次中東戦争(48〜49年)、第二次中東戦争(56〜57年)、第三次中東戦争(67年)第四次中東戦争(73年)。
日本株で振り返りますと、戦後の復興相場、第3次中東戦争まで上昇トレンド。
第四次中東戦争、このときは第一次オイルショックが起きました。
この時は73、74年と日本株は陰線で終わりましたが、
高度成長時代突入後、初の経済ショックとなった反動と72年に大暴騰した反動と言っていい。
なぜなら、72年のスタート点は2000円台後半、大納会は5000円台乗せですよ。
倍化までは行っていないけど、大暴騰。
その後、2年間、下がったと言え、74年の大納会は3000円台後半、72年のスタート点より1000円上です。
75年、76年には72年高値水準近くまで戻し、77年は小幅安だったものの、78年には高値更新、その後、株価バブルのピーク(地価のピークは90年代初頭)の89年まで上昇トレンンドが続きました。
一部の評論家は「中東でとんでもないことが起きる可能性がある」などのコメントをしていますが、かつての戦争でも似たような声が出ました。
格言的には・・・。
「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者はおそれず」
「強気相場は、悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく」
それよりも「株は下げなきゃ上がれない。株は上げなきゃ下がれない」だろうか。
ちなみに・・・。
昨年の日銀のETF買いは4兆3772億円。
予算の6兆円に対して進捗率は73%。
REITは528億円で予算900億円に対して進捗率59%。
予算の消化も必要だろう。
ボリンジャーのマイナス2σが23023円。
マイナス3σが22777円。
一目均衡の雲の上限が23100円。
下限が2242円。
75日線は22911円。
20日線が21897円。
1月のNY株安のアノマリーまで登場してきた。
過去21年平均で1月が月間プラスはNASDAQだけ。
NYダウ、S&P500、ラッセル2000はいずれもマイナス。
NYダウは平均2%ほどの下落だったというのがアノマリー。
中原中也の「サーカス」がなぜか脳裏に浮かんでくる。
「サーカス」
幾時代がありまして
茶色い戦争がありました
幾時代がありまして
冬は疾風(しっぷう)吹きました
幾時代がありまして
今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い梁(はり)
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒(あたまさか)さに手を垂れて
汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯(ひ)が
安値(やす)いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯(いわし)
咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外(やがい)は真ッ闇(くら) 闇の闇
夜は劫々(こうこう)と更けまする
落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
(櫻井)。
		







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