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売り買い拮抗、自律反発の域を出ず
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、自律反発の域を出ず

 
東証グロース市場はやや買い優勢で始まった。しかし、「プライム市場の主力株に個人投資家の資金が集まった」影響で、小口売りに押され値を消す銘柄が増えた
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比4.70ポイント(0.68%)高い698.49だった。日米の長期金利低下を受け、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株は買いが優勢だった。
ただ、市場では「東証プライム市場の半導体など主力株に投資家の資金が向かい、グロース市場の銘柄は相対的に上値が重かった」との見方があった。
 
東証グロース市場では、ジーエヌアイやインフォR、カバーが上昇した。一方、ABEJAやヘッドウォ、フレクトは下落した。
値上がり銘柄数261、値下がり銘柄数254と、売り買いが拮抗した。
 
6日に東証グロース市場に新規上場したQPS研究所は、13時46分に公開価格(390円)の2.2倍にあたる860円で初値を付け、終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)となる初値比150円(17.44%)安の710円だった。
 
個別では、窪田製薬ホールディングス、WASHハウスがストップ高。EduLabは一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、サイジニア、ジャパンM&Aソリューションなど4銘柄は年初来高値を更新。タメニー、スペースマーケット、東京通信グループ、ブランジスタ、Waqooが買われた。
 
一方、QPS研究所がストップ安。ITbookホールディングス、アマガサ、サンワカンパニー、カヤック、アイリッジなど30銘柄は年初来安値を更新。デコルテ・ホールディングス、リプロセル、揚羽、イントランス、オークファンが売られた。
 
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