軟調展開か
軟調展開か |
【日経平均】
38451円46銭(▲121円14銭=0.31%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2679.42(▲8.89=0.33%)
--------------------------------------------
【グロース250】
625.85(▲4.01=0.64%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】17億5408万株(▲1818万株)
--------------------------------------------
【売買代金】3兆9481億円(▲1866億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】688(前日:610)
【値下がり銘柄数】890(前日:968)
【新高値銘柄数】4(前日:10)
【新安値銘柄数】76(前日:38)
【25日騰落レシオ】84.09(前日:83.98)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は121円安と反落、一時3万8000円ラインに接近
2.前日のNYダウは68ドル安と4日ぶり反落、ナスダック指数も下落
3.為替相場は一時1ドル=154円台に円高が進行したことを警戒
4.ディスコやアドテスト、SBGなど半導体関連株の一角は軟調展開に
5.中国10〜12月期GDPは予想上回り安川電や資生堂が買われる
今週は軟調展開となった。
米12月雇用統計が強く、米国の利下げ継続期待が大きく後退したことから、連休明け14日の日経平均は700円を超える下落。
その後に出てきた米国の物価指数はインフレに対する過度な警戒を和らげる結果となったが、日本株は前の週に強く買われた半導体株の動きが悪くなったことから、場中に値を崩す場面が多かった。
日銀が1月の日銀会合で利上げに踏み切るとの見方が強まったことも、買いを手控える要因となった。1勝3敗もローソク足は全て陰線で、17日まで6営業日連続で陰線を形成した。
日経平均は週間では約738円の下落となり、週足では3週連続で陰線を形成した。
来週は軟調展開か。
20日の米大統領就任式と23日〜24日の日銀金融政策決定会合が注目イベント。
日経平均は節目の3万8000円割れは回避したものの、トランプ次期大統領就任やその後の政策発動の動向、来週後半には日銀の金融政策決定会合での利上げの行方など見極め要因が多い。目先は昨年11月後半で下げ止まった水準である3万7800円前後を維持出来るのかが焦点となるだろう。
利上げの有無に関しては結果発表前に織り込みが進むと思われるが、どちらのケースでも発表前には日本株に買いを入れづらく、週間では下落を予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
39542.33 均衡表雲上限(週足)
39272.86 25日移動平均線
39226.96 均衡表基準線(日足)
39172.24 均衡表転換線(日足)
39099.93 均衡表転換線(週足)
38954.21 均衡表雲上限(日足)
38953.30 75日移動平均線
38898.76 13週移動平均線
38789.74 6日移動平均線
38779.89 均衡表雲下限(日足)
38768.37 ボリンジャー:-1σ(25日)
38663.11 200日移動平均線
38451.46 ★日経平均株価17日終値
38350.40 26週移動平均線
38263.87 ボリンジャー:-2σ(25日)
38188.55 ボリンジャー:-1σ(13週)
37913.92 新値三本足陰転値
37759.38 ボリンジャー:-3σ(25日)
37478.35 ボリンジャー:-2σ(13週)
37114.39 ボリンジャー:-1σ(26週)
36768.15 ボリンジャー:-3σ(13週)
36457.22 均衡表雲下限(週足)
35878.37 ボリンジャー:-2σ(26週)
ボリンジャーバンドの-2σ(3万8260円)を割り込んできたことで、売られ過ぎが意識された。節目の38000円を割り込まなかったことで、その後は寄り付き水準まで下げ幅を縮めた。ローソク足は十字足で長い下ヒゲを残しており、いったんは底入れが意識される。ただし、一目均衡表では雲のねじれの局面で明確に雲を下放れており、今後は雲下限の39000円辺りが抵抗として意識されてくる。週足のボリンジャーバンドでは、終値で-1σ(38190円)をキープした。リバウンドを意識しつつも、-1σを明確に割り込んでくるようだと、-2σの37480円辺りが射程に入る。