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乱高下の展開か

乱高下の展開か
 
Market Data
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【日経平均】
39829円56銭(△903円93銭=2.32%)
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【TOPIX】
2740.94(△19.82=0.73%)
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【グロース250】
675.75(△14.10=2.13%)
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【プライム売買高】22億4955万株(△1億6424万株)
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【売買代金】5兆6355億円(△3976億円)
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【値上がり銘柄数】642(前日:1580)
【値下がり銘柄数】928(前日:56)
【新高値銘柄数】91(前日:100)
【新安値銘柄数】0(前日:1)
【25日騰落レシオ】115.78(前日:113.76)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は903円高と大幅続伸、3万9800円台に上昇
 2.前日の米株式市場の上昇を背景に買い先行で半導体株などが高い
 3.自民党総裁選を横目に思惑売買が活発化し後場に入り上昇幅拡大
 4.レーザーテクや東エレク、ディスコ、アドテストが値を上げる
 5.三菱重や川重、IHIが高く、東電HD、三菱商が買われる
 
今週は大幅高となった。
三連休明け24日の日経平均は、外部環境の落ち着きを好感して3桁の上昇。25日は終盤に崩れて下落したが、26日は米マイクロンの好決算を受けて半導体株買いが盛り上がり、円安進行も追い風に1055円高と4桁の上昇となった。
自民党総裁選の投開票日である27日はやや荒い動きとなったものの、投開票が始まった後場に強く買われて903円高となり、連日の高値引け。
4日立ち合いであったが、週間では2000円を超える大幅上昇となった。
日経平均は週間では約2105円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
 
来週は、乱高下の展開か。
自民党新総裁が石破茂氏に決まった直後にドル円が円高に振れており、週明けは27日の大幅高に対する反動を警戒する必要がある。
10月相場に入り、週末の10月4日には米国の9月雇用統計が発表される。FRBが大幅利下げを決定した直後でもあるだけに、米国の雇用指標が弱ければ「米長期金利低下→ドル安・円高」が意識される。
その警戒が強くなった場合、日本株は米雇用統計を前にリスク回避姿勢が強まりやすいだろう。
一方で、自民党の新代表が決まったことから、政策に対する期待は高まってくると思われる。足元で半導体株や中国関連銘柄に持ち直しの動きが見られていることや、米国株の動きが良い点は支援材料。今
週の反動が出てきたとしても、押し目では買いも入るだろう。政治絡みのニュースと為替をにらみながら荒い動きが続くと予想する。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
 
43726.47  ボリンジャー:+3σ(13週)
42566.92  ボリンジャー:+3σ(26週)
41878.42  ボリンジャー:+2σ(13週)
41172.23  ボリンジャー:+2σ(26週)
40807.79  ボリンジャー:+3σ(25日)
40030.38  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
39829.56  ★日経平均株価27日終値
 
39777.53  ボリンジャー:+1σ(26週)
39728.90  ボリンジャー:+2σ(25日)
38650.01  ボリンジャー:+1σ(25日)
38382.83  26週移動平均線
38293.69  75日移動平均線
38240.88  6日移動平均線
38182.33  13週移動平均線
37829.05  均衡表転換線(日足)
37726.92  200日移動平均線
37723.91   新値三本足陰転値
37571.12  25日移動平均線
37538.72  均衡表基準線(日足)
 
上値抵抗帯として警戒された75日移動平均線を一気に上放れて2日連続の高値引けとなった。ローソク足は「陽の大引け坊主」を描き、強い買い気を窺わせた。一目均衡表では昨日の三役好転に続いて本日は横ばいだった基準線が上向き、上昇基調の強まりを示唆している。一方、25日線との上方乖離率は6.01%と過熱状態が意識される5%を超えたことから、短期的な急騰による反動安リスクにも留意が必要となろう。
 
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