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値上がり優勢、個別の材料で物色
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個別の材料で物色

 
東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比15.25ポイント(2.33%)高の670.13とほぼ高値引けだった。グロースCoreも続伸。
 
米国株の上昇や米金利低下などに加え、個別の材料で物色される銘柄も多く、終始買い優勢の展開となった。グロース250は年初来高値を更新し、昨年9月下旬の水準まで回復した。国内の長期金利が低下したことで高PER(株価収益率)銘柄が相対的に多い新興株の割高感が和らぎ、買いが優勢となった。指数は大引けにかけて上げ幅を拡大した。
中国の生成AI(人工知能)開発企業「ディープシーク」の登場も、「AIが低価格で利用できれば新興銘柄にはプラス」(同)と、このところの上昇に追い風となっているようだ。
 
グロース市場ではアイスペースやタイミー、Synsが上昇した。一方、noteやエレメンツ、フルッタは下落した。
値上がり銘柄数380、値下がり銘柄数191と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではアストロスケールホールディングス、Synspective、ユニフォームネクスト、QPS研究所、GMOメディアがストップ高。技術承継機構、ジェイックは一時ストップ高と値を飛ばした。Aiロボティクス、ククレブ・アドバイザーズ、Terra Drone、はてな、リビン・テクノロジーズなど12銘柄は昨年来高値を更新。リプロセル、ストリームメディアコーポレーション、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、SBIレオスひふみ、トライトが買われた。
 
一方、ビートレンドがストップ安。グロースエクスパートナーズ、リスキル、ビースタイルホールディングス、Amaziaは昨年来安値を更新。ベースフード、Unipos、サークレイス、ELEMENTS、プロパティデータバンクが売られた。
 
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