値下がり優勢、主力株の一角に売り
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、主力株の一角に売り
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東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。前引けは前日比5.93ポイント(0.81%)安い725.89だった。東証マザーズ指数とグロースCoreは軟調。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇するなか、国内の新興市場では相対的にPER(株価収益率)の高い主力株の一角に売りが出た。
東証グロース市場では、TKPや弁護士COM、ウェルスナビが下落した。一方、キッズバイオやカバー、エニマインドは上昇した。値上がり銘柄数173、値下がり銘柄数331と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したネットスタズは公開価格(1450円)を8.00%下回る1334円で初値を付けた。前引け時点では初値比10.41%安の1195円だった。
個別では、キッズウェル・バイオがストップ高。霞ヶ関キャピタル、SKIYAKI、アララ、ROBOT PAYMENT、Photosynthなど11銘柄は年初来高値を更新。ソーシャルワイヤー、プロジェクトカンパニー、ブライトパス・バイオ、イメージ情報開発、ベストワンドットコムが買われた。
一方、HOUSEI、インテグラル、オキサイド、ベルトラ、ブリーチが年初来安値を更新。揚羽、ハルメクホールディングス、フューチャーリンクネットワーク、クリアル、VALUENEXが売られた。