押し目買いスタンスか
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押し目買いスタンスか |
1.連日急騰後の反動で利益確定
2.円高進行が輸出株の重荷に
3.米財務長官発言で日銀利上げ観測
4.半導体株軟調で銀行株は頑強
5.グロース250は4日ぶり小反発
連日で最高値を更新していたこともあり、当然の一服と言えよう。米国では大幅な利下げ期待が高まり始めているが、グローバルマーケットの先導役である米国は、景気がそれほど悪くないなかでの利下げ実施と、関税交渉の成果である海外からの投資誘致の成功で、来年秋に予定される米中間選挙に向けた株高基調は続くとの見方が多い。
このため、東京株式市場もテクニカル調整があっても、米国市場に連動した上昇場面は続くことが期待され、押し目買いスタンスに徹したいところだろう。
本日の米国では7月の生産者物価指数(PPI)が発表される。インフレへの警戒を和らげる結果となれば米国株には追い風となるが、利下げ期待が一段と高まって円高(ドル安)が進んでしまうと日本株には逆風となる。
また、米国の引け後にはアプライド・マテリアルズが決算発表を予定している。あすの日本株は為替と半導体株の影響を大きく受けることになりそうだ。
指数に関しては、現状水準から約300円下に5日線(4万2304円、14日時点)が控えており、これより上で推移できるかが焦点となる。明確に割り込んでしまうと、売りに勢いがつく可能性があり注意したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
44769.20 ボリンジャー:+3σ(26週)
44630.36 ボリンジャー:+3σ(13週)
43904.39 ボリンジャー:+3σ(25日)
42963.34 ボリンジャー:+2σ(13週)
42858.14 ボリンジャー:+2σ(25日)
42649.26 ★日経平均株価14日終値
42535.12 ボリンジャー:+2σ(26週)
42052.77 6日移動平均線
41811.90 ボリンジャー:+1σ(25日)
41650.99 均衡表転換線(日足)
41370.18 均衡表基準線(日足)
41296.31 ボリンジャー:+1σ(13週)
41171.32 新値三本足陰転値
40765.65 25日移動平均線
40738.89 均衡表転換線(週足)
40301.03 ボリンジャー:+1σ(26週)