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軟調展開か
【オープニングコメント】
軟調展開か


2月3日の東京株式市場は反落後、軟調展開か。

日経平均株価の予想レンジは、3万9200円-3万9700円を想定。(1月31日終値3万9572円49銭)

米国株は下落。ダウ平均は337ドル安の44544ドルで取引を終えた。

現地1月31日の米国株式が下落した動きを受け、日本株も売り先行スタートとなろう。トランプ米大統領は、カナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品には10%の追加関税を課す大統領令に署名。現地4日から課税される予定だが、日本製品に対する措置も警戒され、手控えムードが広がる場面も想定される。

一方、25年3月期第3四半期累計(24年4-12月)の決算発表が本格化し、好業績銘柄への個別物色が中心になりそうだ。

為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の後半(前週末1月31日は154円65-66銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=159円前後(同160円89-93銭)と円高方向にある。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比275円安の3万9355円だった。

 

【好材料銘柄】  

■亀田製菓 <2220>
4-12月期(3Q累計)経常が48%増益で着地・10-12月期も2.2倍増益。

■ジェリービーンズグループ <3070> 
食料品などの輸出入業務に強みを持つGold Starの株式を取得し子会社化する。

■アスコット <3264> 
大東建託 <1878> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株260円で1月31日終値を20.4%上回る水準。買い付け期間は2月3日から3月18日まで。

■電算 <3640> 
今期経常を71%上方修正。

■システムインテグレータ <3826> 
今期最終を2.6倍上方修正、配当も5円増額。

■住友ファーマ <4506>
今期最終を一転黒字に上方修正。

■ヨシコン <5280> 
4-12月期(3Q累計)経常が6.6倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。

■明電舎 <6508>
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■日本ライフライン <7575>
今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額。

■椿本興業 <8052>
4-12月期(3Q累計)経常が10%増益で着地・10-12月期も34%増益。また、株主優待制度を拡充。QUOカードの金額を従来より1000円増やし、保有株数に応じて2000~4000円分の贈呈に変更する。300株以上を3年以上継続保有する株主には5000円分のQUOカードを贈呈する。

■GFA <8783> 
暗号資産ディーリングの運用状況を報告。24年12月3日~25年1月31日の含み益は16億1800万円。

■イエローハット <9882>
4-12月期(3Q累計)経常が8%増益で着地・10-12月期も15%増益。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

 

【主な経済指標・スケジュール】

3(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見(1/23~24開催分)
1月新車販売台数(14:00)
1月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
みずほ、HOYA、村田製、JR東日本、JR東海、京セラ、ANA、大塚商、中部電、小野薬、ヒロセ電、ヤマトHD、三菱自

【海外】
中国1月財新製造業PMI(10:45)
米1月ISM製造業景況指数(24:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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