もみ合い展開か
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【オープニングコメント】 もみ合い展開か |
25日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2200円−3万2600円を想定。(22日終値3万2402円41銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は106ドル安の33963ドルで取引を終えた。
米国株はさえなかったが、3指数とも小幅な下落にとどまっている。米長期金利の低下は安心材料で、先週弱かった日本株をさらに売り込む動きは限られるだろう。
前週末22日の日経平均株価は、4日続落となったものの、下げ幅を縮小して取引を終了。前週末の底堅い動きを受け、自律反発をみせる場面も想定される。
ただ、手がかり材料に乏しいことから、上値を追う動きは限られそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(前週末22日は148円26−28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円86−90銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同22日の大阪取引所清算値比5円安の3万2265円だった。
【好材料銘柄】
■Abalance<3856>
中期経営計画を策定。26年6月期に営業利益308億円(23年6月期実績は135億円)を目指す。
■ダブルスタンダード<3925>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.0%にあたる68万株(金額で10億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月1日から24年3月31日まで。また、SBIファイナンシャルサービシーズとの資本業務提携を深化。
■ズーム<6694>
創業40周年記念株主優待を実施。23年12月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、主力製品であるハンディレコーダー「H1n」の創業40周年記念モデルを贈呈する。
■ヤマトインターナショナル<8127>
前期経常を21%上方修正、配当も6円増額。
■平和堂<8276>
今期経常を一転8%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
25(月)
【国内】
8月全国百貨店売上高(14:30)
金融庁が「Japan Weeks(ジャパンウィークス)」を初開催(〜10/6)
経済産業省が「東京GXウィーク」を開催(〜10/5)
植田日銀総裁が大阪経済4団体共催懇親会に出席
【海外】
独9月Ifo景況感指数(17:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。