値下がり優勢、プライムに上場の高配当銘柄の向かう
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、プライムに上場の高配当銘柄の向かう
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東証グロース市場は9月末の中間配当の権利取りが意識される中、個人投資家の関心は東証プライムに上場する高配当銘柄に向かいやすく、新興株には資金が入りづらいようだ。
市場関係者は「人工知能(AI)関連の銘柄が相場をけん引しているが、新興株は関連銘柄が少ないために日経平均と比較して弱い動きとなっている」との見方を示した。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比3.47ポイント(0.45%)安の768.69だった。グロース250は反落。グロースCoreは続伸
グロース市場ではトライアルやサンバイオが下落した。一方、タイミーやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数331と、値下がりが優勢だった。
個別では、Institution for a Global Societyがストップ高。マテリアルグループ、D&Mカンパニー、LAホールディングス、リネットジャパングループ、ブロードエンタープライズなど16銘柄は年初来高値を更新。関通、BCC、夢展望、ビーマップ、QDレーザが買われた。
一方、GENDAが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、コンヴァノ、Def consulting、ニューラルグループ、インティメート・マージャーが売られた。