神経質な展開か
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【オープニングコメント】 神経質な展開か |
20日の東京株式は反落後、神経質な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6900円−2万7400円を想定。(17日終値2万7333円79銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は384ドル安の31861ドルと大きな下げとなった。
前週末17日に急反発した反動や、現地17日の欧米株式が下落したことから、売り優勢スタートとなろう。経営危機に陥ったクレディ・スイスを巡り、UBSが株式交換により買収すると発表。また、20日早朝には、日本銀行やFRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)など6中央銀行が、協調してドル資金の供給拡充を決定した。世界的な金融危機を回避する動きから、売り一巡後は、下げ渋る動きもみられそうだ。
FOMC直前で日本はあすが休場であるため、消極的な様子見相場となりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=131円台の後半(前週末17日は133円01−03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円81−85銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同17日の大阪取引所清算値比320円安の2万6710円だった。
【好材料銘柄】
■ケアサービス <2425>
今期配当を1.5円増額修正。
■LeTech <3497>
今期経常を2.2倍上方修正。
■Link−U <4446>
上期経常は2.1倍増益・通期計画を超過。
■モリ工業 <5464>
今期経常を一転14%増益に上方修正・最高益、配当も50円増額。
■中村超硬 <6166>
千葉大学との共同研究において、副作用の少ないがん治療薬などに有効に機能するといわれる有機化合物であるPIP構造体を低価格で安定して提供できる合成手法を獲得。
■メタリアル <6182>
AI関連製品群を企業のビジネスソリューションとして活用するためのプラットフォーム「Metareal AI」が米オープンエーアイの提供する大規模言語モデルGPT-4を接続完了。
■インティメート・マージャー <7072>
業務効率の向上を目的としたリスキリングを支援する新たな取り組みとして、「ChatGPT」を活用した社内ツール作成支援制度を開始。
■ダブルエー <7683>
今期経常は46%増で4期ぶり最高益、10円増配へ。
■アースインフィニティ <7692>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
■イメージ・マジック <7793>
5-1月期(3Q累計)経常は80%減益・通期計画を超過。
■MICS化学 <7899>
今期経常を78%上方修正、配当も1円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
20(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見(3/9〜10開催分)
日銀副総裁就任予定
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。