値上がり優勢、米ハイテク株高を受け
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、米ハイテク株高を受け
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東証スタンダード市場は前日の米ハイテク株高を受けて投資家心理が上向いた。米国による中国への半導体製造装置などの輸出規制から日本企業が外されたことで関連株中心に買いが広がり、先物買いも加わって指数の上げ幅が拡大した。
スタンダードTOP20は反発。出来高2億1045万株。
値上がり銘柄数786、値下がり銘柄数524と、値上がりが優勢だった。
個別では日本エンタープライズ、ユーラシア旅行社が一時ストップ高と値を飛ばした。ダイセキ環境ソリューション、富士古河E&C、佐田建設、テクノ菱和、ビーロットなど18銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、クシム、スマートバリュー、メディシノバ・インク、日本電子材料が買われた。
一方、ハピネス・アンド・ディ、フライトソリューションズ、三和油化工業、シーボン、インスペックなど12銘柄が年初来安値を更新。テクノマセマティカル、日本パワーファスニング、ピーバンドットコム、岡本硝子、フィットイージーが売られた。