大幅反落スタート、米半導体関連の急落で売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反落スタート、米半導体関連の急落で売り先行
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16日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比547円92銭安の3万9362円63銭。
日経平均は前日の取引時間中にフシ目の4万円大台を回復するなど強調展開が続いていたが、足もとはその反動が出ている。
前日の米国株市場ではオランダの半導体製造装置大手ASML<ASML>の急落を受け、半導体関連株全般への売りを誘発、NYダウなど主要株価指数が揃って下落しており、東京株式市場でも半導体セクターをはじめ広範囲に売りが波及している。
外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることもマイナス材料となり、日経平均は一気に3万9000円大台攻防も視野に入れる展開が想定されるだろう。
レーザーテクが急落している。東エレクも大幅安。
きょうは一転して売りに押されている。イオンや建設株など一部の内需関連には逃避的な買いが向かっている。
東証株価指数(TOPIX)は下落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、ファストリ、TDKが安い。一方、大林組、東宝、ヤマトHDが高い。