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反発スタート、自律反発狙いの買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、自律反発狙いの買い先行
【寄り付き概況】
 
1日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比312円92銭高の3万8232円47銭。
 
名実ともに10月相場入りとなった東京株式市場だが、前日の急落の反動で主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開で始まった。前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて軟調だったものの、米国株市場ではNYダウが引け際に強含み小幅ながらプラス圏で引けたほか、ナスダック総合株価指数も上昇した。
 
外国為替市場ではドルが買い戻され円安方向に押し戻されており、目先はリスクオフの巻き戻し局面となっている。石破新政権への政策に対する不安心理は拭い切れないものの、時価総額上位の銘柄を中心にリバウンド狙いの買いが先行している。
 
日銀が1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回6月調査(プラス13)から横ばいのプラス13で、市場予想と同じだった。日銀は9月19〜20日開催分の金融政策決定会合における主な意見も公表したが、いずれも「相場に影響を与える内容ではない」との声が出ている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、東エレクやアドテストが高い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、トヨタも上昇している。
一方、ニトリHDや資生堂、ZOZOは下落している。
 
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