堅調展開か
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
日経平均株価の予想レンジは、3万1000円−3万1500円を想定。(26日終値3万916円31銭)
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は328ドル高の33093ドルで取引を終えた。債務上限問題の進展期待からエヌビディアやアマゾンなど主力グロース株が上昇を先導。ナスダックが2%を超える上昇となった。
現地27日に米バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が、米債務上限問題で基本合意。議会の承認が必要となるものの、米国債のデフォルト(債務不履行)への警戒感が後退し、リスク許容度が高まるとみられ、しっかりした動きとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の半ば(前週末26日は139円53−54銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の半ば(同149円86−90銭)と円安に振れていることから、輸出関連銘柄などに物色の矛先が向かうとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同26日の大阪取引所清算値比540円高の3万1500円だった。
【好材料銘柄】
■ディー・エル・イー <3686>
子会社W TOKYOの東証グロース市場への新規上場が決定。保有株のうち6万株を売却することに伴い、売却益が発生する見込み。
■ナノキャリア <4571>
IPガイアおよびアクセリードと資本業務提携。
■バリューHR <6078>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.75%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月29日から11月30日まで。
■ispace <9348>
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の成果報告。着陸時の問題および次のミッションへ向けた改良点を特定。
【主な経済指標・スケジュール】
29(月)
【国内】予定はありません
【海外】
休場:米国(戦没者追悼記念日)、英休場(スプリング・バンク・ホリデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。