値下がり優勢、投資家のリスク回避姿勢
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、投資家のリスク回避姿勢
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東証グロース市場は前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落したことを受けて、ハイテク関連銘柄の多いグロース市場で投資家のリスク回避姿勢が強まった。一方、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の解任を発表し、円相場が円高・ドル安に触れるなか、円高の影響を受けにくい内需銘柄の一角は堅調だった。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比2.45ポイント(0.31%)安の784.53だった。
グロース市場ではデータセクやイオレが下落した。一方、QPS研究所やアクセルHDは上昇した。
値上がり銘柄数216、値下がり銘柄数348と、値下がりが優勢だった。
個別では情報戦略テクノロジー、フューチャーリンクネットワークがストップ高。イタミアート、博展、イオレ、アールプランナー、LAホールディングスなど28銘柄は年初来高値を更新。キャンバス、アクセルスペースホールディングス、ENECHANGE、リボミック、QPS研究所が買われた。
一方、イオレがストップ安。クリングルファーマ、ベストワンドットコムは年初来安値を更新。アプリックス、フィスコ、ビーマップ、ソフトフロントホールディングス、ホットリンクが売られた。