弱含みの展開か
【オープニングコメント】 弱含みの展開か |
5日の東京株式市場は、弱含みの展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万6500円-3万7000円を想定。(4日終値3万7047円61銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は38ドル高の40974ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう4日に大幅続落した反動から、戻りを試す動きが期待されるものの、手がかり材料に乏しいことや、現地6日には米8月雇用統計が発表されることもあり、手控えムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(4日は144円99銭-145円01銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同160円29-33銭)と円高に振れている。輸出関連銘柄を中心に軟調な展開を強いられそうだ。
場中はマイナス圏で不安定な動きが続くと予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比275円安の3万6725円だった。
【好材料銘柄】
■MRT <6034>
東南アジア最大の医師向けプラットフォームを運営するDocquity(シンガポール)と資本業務提携。医療人材事業で連携するほか、Docquityの筆頭株主である伊藤忠商事 <8001> から一部株式を取得する。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
再生医療用細胞製品「DWR-2206」の国内第2相臨床試験における第一例目の移植を実施。
■NEW ART HOLDINGS <7638>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.05%にあたる33万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月1日から25年3月31日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
5(木)
【国内】
7月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、泉州電、フジコーポ、ロックフィール、ファースト住、ナ・デックス、エイケン工業
【海外】
米8月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ブロードコム
【国内】
7月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、泉州電、フジコーポ、ロックフィール、ファースト住、ナ・デックス、エイケン工業
【海外】
米8月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ブロードコム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。