兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か


10日の東京株式市場は、堅調な値動きが見込まれる。
日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8300円を想定。(9日終値3万8088円57銭)
 
米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は1ドル安の42761ドルで取引を終えた。
現地9日の米国株式は、NYダウが小反落したものの、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が上昇したことを受け、半導体関連銘柄に物色の矛先が向かいそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(9日は144円12-14銭)、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の前半(同164円62-66銭)と円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄の支えになるとみられる。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比115円高の3万8225円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】  

■ベステラ <1433>
今期最終を6%上方修正、配当も10円増額。また、発行済み株式数の13.91%にあたる144万株の自社株を消却する。消却予定日は7月15日。

■ANAPホールディングス <3189>
AtoZ社からアパレルブランド「BASICKS」を買収する。取得総額は1.5億円を予定。また、子会社ANAPライトニングキャピタルがビットコイン事業を開始。そのほか、ネットプライス事業再生合同会社など2先を割当先とする1188万0100株の第三者割当増資(公正発行)を実施。発行価格は968円。QL有限責任事業組合など3先を割当先とする2050万株の第三者割当増資(有利発行)を実施。発行価格は250円。

■ピーバンドットコム <3559>
センサーのデモ機開発支援サービス「gene」を通じて、ローム <6963> が提供するオンデバイスAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナー契約を締結。エッジAIの迅速な試作・評価環境の構築を支援する。

■ココナラ <4176>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.41%にあたる105万株(金額で3億9480万円)を上限に、6月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■ノイルイミューン・バイオテック <4893>
日本における固形がんに対してノイルが新たに立ち上げた「NIB103」の第1相臨床試験の治験計画届書を提出。

■リバーエレテック <6666>
中期経営計画を策定。28年3月期に営業利益7.6億円(25年3月期実績は0.7億円の赤字)を目指す。

■ウィザス <9696>
日本産業推進機構系のNSSK-J1がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株3237円で9日終値を18.0%上回る水準。買い付け期間は6月10日から7月22日まで。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
10(火)
【国内】
5月マネーストック(8:50)
5月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
スバル興、ロックフィール、柿安本店、ファーマフーズ、ポールHD

【海外】
米3年国債入札
《米決算発表》
JMスマッカー
 
 
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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