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波乱含みの展開か

波乱含みの展開か
 
 
 
 
 
Market Data
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【日経平均】
37913円92銭(▲229円37銭=0.60%)
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【TOPIX】
2618.32(▲17.25=0.65%)
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【グロース250】
589.30(▲10.05=1.68%)
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【プライム売買高】15億6558万株(▲1億5007万株)
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【売買代金】3兆1580億円(▲5519億円)
【値上がり銘柄数】216(前日:596)
【値下がり銘柄数】1398(前日:980)
【新高値銘柄数】8(前日:10)
【新安値銘柄数】57(前日:60)
【25日騰落レシオ】88.00(前日:97.09)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は229円安と反落、主力株中心に売り先行の展開
 2.前日の米市場はNYダウ安のナスダック上昇と高安まちまち
 3.27日の衆院選を前に売買代金は3兆1000億円台と低調
 4.レーザーテクやアドテスト、三菱重、トヨタなどが売られる
 5.ニデックが買われ、キーエンスやファナックが堅調に推移
 
 
 
今週は大幅安となった。
衆院選総選挙に関して自公での過半数が微妙といったメディア報道が週初の時点で出てきたことから、27日の投開票に対する警戒が高まった。
日経平均は23日まで3日続落し、22日や23日は大幅安。23日までは11営業日連続で陰線を形成と、上値が重い日が続いた。
23日には注目度の高い東京メトロが新規上場して好スタートを切ったが、他の多くの銘柄は売りに押された。24日は大幅安スタートからプラス転換して12営業日ぶりに陽線を形成したが、25日は投開票を間近に控えて全面安。3万8000円を下回って週を終えた。
日経平均は週間では約1067円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
 
 
来週は波乱含みの展開か。
金曜の11月1日には米国で10月の雇用統計が発表される。
翌週は11月4日の月曜が東京市場は休場で、11月5日には米大統領選の投開票が実施されるというスケジュール。
先に注目のイベントを控える中で、日米ともに注目企業の決算発表が目白押しとなる上に、10月30日〜31日の日程で日銀金融政策決定会合が開催される。
また、足元では米国の長期金利が高止まりしている。そのため米国では、大統領選や雇用統計の発表を前に、いったん利益を確定させる動きが強まる可能性がある。日銀会合近辺ではドル円の振れ幅が大きくなる展開も想定される。
これらはリスク要因となる一方、決算で好材料が出てきた銘柄には強い買いが入るだろう。
各種材料に一喜一憂しながらも荒い動きが続くと予想する。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
 
40062.53  ボリンジャー:+2σ(25日)
39910.55  新値三本足陽転値
39818.04  ボリンジャー:+1σ(26週)
39352.48  ボリンジャー:+1σ(25日)
39217.05  ボリンジャー:+1σ(13週)
38984.77  均衡表転換線(日足)
38642.42  25日移動平均線
38445.08  26週移動平均線
38418.40  6日移動平均線
38265.92  200日移動平均線
38192.40  均衡表基準線(日足)
38160.38  75日移動平均線
37932.37  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
37913.92  ★日経平均株価25日終値
 
37821.01  13週移動平均線
37752.61  均衡表転換線(週足)
37739.48  均衡表雲上限(週足)
37222.31  ボリンジャー:-2σ(25日)
37072.11  ボリンジャー:-1σ(26週)
36791.45  均衡表雲上限(日足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36669.09  均衡表雲下限(日足)
 
昨日終値を0.81円上回る37713.00円で一旦下げ止まり、一定の押し目買い需要を確認した。ローソク足が下ヒゲを出して寄り引けほぼ同値の小陰線を描いたこともあり、足元の株価水準での短期的な売り買い拮抗が推察される。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は88.00%(昨日97.08%)と8月9日以来2カ月半ぶりの80%台へ低下し、9月10日の131.24%をピークとする低下基調が継続したことから、売られ過ぎの80%付近までの騰落レシオ低下を伴いながら株価下落が進むリスクに留意が必要となろう。
 
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