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値下がり優勢、買い控えムード
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、買い控えムード

 
東証グロース市場は4日続落した。
東京市場全体では、決算発表や日米の政治イベントを前に買い控えムードが広がり、日経平均は軟調に推移。グロース250も朝から売りが優勢となった。売買代金は前日より増えた。
衆院選の投開票を27日に控え、持ち高調整の売りが膨らんだ。市場では「先行き不透明感で相場全体の地合いが悪いなか、ボラティリティー(価格変動率)が高い新興銘柄には買いが入りにくかった」との見方があった。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は4日続落した。終値は前日比10.05ポイント(1.68%)安の589.30だった。
 
グロース市場ではQPS研究所やGENDAが下落した。一方、ベースフードやモダリスは上昇した。
値上がり銘柄数92、値下がり銘柄数474と、値下がりが優勢だった。
 
 個別では、ベースフード、ジェリービーンズグループ、モダリス、ブランディングテクノロジー、CaSyが一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタは年初来高値を更新。True Data、マテリアルグループ、夢展望、スローガン、セキュアヴェイルが買われた。
 
一方、光フードサービス、グリーンモンスター、学びエイド、ライスカレー、PRISM BioLabなど44銘柄が年初来安値を更新。グリッド、サイバー・バズ、ストリームメディアコーポレーション、Heartseed、コンヴァノが売られた。
 
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