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売り買い拮抗、個人投資家の資金
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、個人投資家の資金

 
東証グロース市場は13日の日経平均株価が取引時間中として初めて4万3000円台に乗せるなか、新興株にも買いが入った。米関税政策などの影響を受けにくい内需関連の多い新興銘柄には、個人投資家の資金が向かった。指数は高値圏で推移するなかで利益確定売りに押される場面もあったが、持ち直した。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比2.70ポイント(0.35%)高の780.72だった。グロース250とグロースCoreは小幅高。
 
グロース市場ではサンバイオやバンクオブイが上昇し、データセクやQPS研究所は下落した。
 
きょう東証グロース市場に上場したアクセルHDは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は641円と、公開価格(375円)を70.93%上回った。値上がり銘柄数284、値下がり銘柄数265と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではエクサウィザーズがストップ高。L is B、イオレ、フルッタフルッタ、ランディックス、アンビション DX ホールディングスなど29銘柄は年初来高値を更新。アルファクス・フード・システム、ナルネットコミュニケーションズ、ポート、バンク・オブ・イノベーション、揚羽が買われた。
 
一方、AI insideがストップ安。フラーは一時ストップ安と急落した。オルツ、ispaceなど3銘柄は年初来安値を更新。データセクション、サークレイス、HYUGA PRIMARY CARE、ジーニー、ピー・ビーシステムズが売られた。
 
 
 
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