値上がり優勢、円安進行を受け
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、円安進行を受け
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東証グロース市場は外国為替市場での円安進行を受けて投資家心理が強気に傾き、新興株にも買いが集まっている。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比11.84ポイント(1.77%)高の679.49だった。
市場では「2〜3月の日経平均株価の上昇局面で大型株に信用買いを入れた投資家が6カ月後の信用期日を迎えており、大型株は売りが出やすい。2〜3月に大きく上昇しなかった新興株は大型株と比較して需給が軽く、上昇しやすくなっている」との見方があった。
グロース市場ではタイミーやステラファが上昇した。一方、ジーエヌアイが下落した。
グロースCoreは下落。グロース250は堅調だった。
値上がり銘柄数382、値下がり銘柄数146と、値上がりが優勢だった。
個別では、イシン、マーキュリー、雨風太陽がストップ高。ステラファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。トライアルホールディングス、SBIレオスひふみ、タイミー、日本情報クリエイト、バンク・オブ・イノベーションなど16銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、エフ・コード、カルナバイオサイエンス、HENNGE、yutoriが買われた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フレアス、T.S.I、コンヴァノ、フルッタフルッタ、フューチャーリンクネットワークが売られた。