兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値下がり優勢、プライム市場選好の流れ
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、プライム市場選好の流れ

 
東証グロース市場はナスダック高を受けて、朝方は買われる場面があったものの、買い一巡後は失速。生成AI(人工知能)が市場の注目を集める中で、関連銘柄の少ない新興株には買いが入りづらかった。
市場からは「東証プライム市場においても値下がり銘柄数の方が多く、生成AI関連を除いて、投資家心理は決して良いとは言えない」との声が聞かれた。一方で今後、国内外の政治の不透明感が強く意識された場合は、内需企業の多い新興株が買われる展開になるとの指摘もあった。
 
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比8.68ポイント(1.12%)安の763.48だった。グロース250は反落。グロースCoreは続伸。
 
グロース市場ではジーエヌアイやGENDAが下落した。一方、MTGやカバーは上昇した。
値上がり銘柄数167、値下がり銘柄数407と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではInstitution for a Global Society、ブランジスタがストップ高。マイクロ波化学は一時ストップ高と値を飛ばした。マテリアルグループ、D&Mカンパニー、LAホールディングス、リネットジャパングループ、ブロードエンタープライズなど18銘柄は年初来高値を更新。関通、BCC、和心、ビープラッツ、QDレーザが買われた。
 
一方、データセクション、フューチャーリンクネットワークがストップ安。GENDAは年初来安値を更新。コンヴァノ、Def consulting、イメージ情報開発、技術承継機構、ニューラルグループが売られた。
 
a