値下がり優勢、終日もみ合う展開
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、終日もみ合う展開
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東証グロース市場は3日ぶりに小幅に反発した。決算発表がピークを迎え個別の材料による売り買いが活発となった。売買代金は前日を上回り3日連続で1000億円を超えた。
東証グロース市場250は小幅安で寄り付いた後、決算発表を材料に個別の物色が進み、前日終値を挟んで終日もみ合う展開だった。日米の長期金利が上昇し、「新興市場には逆風」となる中、決算発表が好感された主力株の一部が上昇し指数をけん引した。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに小幅反発した。終値は前日比0.72ポイント(0.12%)高の625.95だった。
グロース市場ではトライアル、アズームが上昇した。一方、フリー、GENDAが下落した。
値上がり銘柄数222、値下がり銘柄数334と、値下がりが優勢だった。
個別では、Schoo、Hmcomm、UUUM、THECOO、アクリートなど12銘柄がストップ高。ワンキャリア、Finatextホールディングス、トゥエンティーフォーセブン、オムニ・プラス・システム・リミテッド、エアークローゼットは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、プレイド、サインド、kubellなど11銘柄は年初来高値を更新。BBDイニシアティブ、ライトアップ、リニューアブル・ジャパン、BuySell Technologies、セルシードが買われた。
一方、ジンジブ、ライスカレー、Delta-Fly Pharma、雨風太陽がストップ安。シンカ、ビープラッツ、クオリプス、ネットスターズは一時ストップ安と急落した。VRAIN Solution、マテリアルグループ、グリーンモンスター、PRISM BioLab、タイミーなど28銘柄は年初来安値を更新。フィスコ、ブリッジコンサルティンググループ、プロジェクトホールディングス、ブシロード、yutoriが売られた。