値上がり優勢、個人投資家の関心は東証プライム
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、個人投資家の関心は東証プライム
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東証グロース市場は日経平均株価が高く始まった流れを引き継いでグロース250指数も朝方は堅調だったが、買いは続かなかった。9月末の中間配当の権利取りが意識される中、個人投資家の関心は東証プライムに上場する半導体関連銘柄や高配当銘柄に向かいやすくなっており、新興株には資金が入りづらいとの見方が出ていた。
東証グロース市場250指数は小幅に続落した。前引けは前日比0.74ポイント(0.10%)安の762.75だった。グロース250、グロースCoreはともに続落
グロース市場ではトライアルやサンバイオが下落した。一方、フリーやMTGは上昇した。
値上がり銘柄数300、値下がり銘柄数263と、値上がりが優勢だった。
個別ではInstitution for a Global Societyがストップ高。サンクゼール、勤次郎、Mマート、チームスピリット、ブロードエンタープライズなど12銘柄は年初来高値を更新。ビーマップ、デジタルグリッド、ウェルネス・コミュニケーションズ、STG、キッズスターが買われた。
一方、ROXXが年初来安値を更新。Def consulting、コンヴァノ、TORICO、トゥエンティーフォーセブンホールディングス、メドレックスが売られた。