軟調展開か
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【オープニングコメント】 軟調展開か |
16日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(13日終値3万7834円25銭)
先週末の米国株は、中東の地政学リスクの高まりを嫌気して大幅安。ダウ平均は769ドル安の42197ドルで取引を終えた。
東京株式市場も米国株安を受け、売り優勢スタートとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の前半(13日は143円79-80銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の前半(同165円85-89銭)と円安に傾いている。
円安を受けて輸出関連銘柄が支えとなる場面も想定される。また、日本製鉄 <5401> は14日、トランプ大統領が同社とUSスチールのパートナーシップを承認したと発表。同社株への関心が高まりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同13日の大阪取引所清算値比130円高の3万7910円だった。
【好材料銘柄】
■イタミアート <168A>
2-4月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。
■フィットイージー <212A>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。また、株主優待制度を導入。毎年10月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じてQUOカード1000~1万円分、会費1年割引500~3000円/月、ビジター券2~8枚を贈呈する。
■TENTIAL <325A>
今期経常を67%上方修正。
■デジタルグリッド <350A>
8-4月期(3Q累計)経常は22億円・通期計画を超過。
■ネオジャパン <3921>
2-4月期(1Q)経常は40%増益で着地。
■ブレインズテクノロジー <4075>
8-4月期(3Q累計)経常は2.5倍増益・通期計画を超過。
■HEROZ <4382>
今期経常は3.2倍増で7期ぶり最高益更新へ。
■アクシージア <4936>
今期経常を84%上方修正。
■ホープ <6195>
発行済み株式数(自社株を除く)の11.18%にあたる170万株(金額で3億5800万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月16日から26年6月15日まで。
■フロンティアインターナショナル <7050>
今期経常は24%増益、前期配当を5円増額・今期は14円増配へ。
■クラシコム <7110>
今期経常を28%上方修正、配当も12円増額。
■丹青社 <9743>
上期経常を43%上方修正・5期ぶり最高益、通期も増額、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
16(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~6/17)
《決算発表》
テラドローン、アセンテック、トウキョベース、tripla、システムディ、梅の花G、Mマート、プロレド、学びエイド
【海外】
中国5月小売売上高(11:00)
中国5月鉱工業生産(11:00)
中国5月固定資産投資(11:00)
米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米20年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。