続伸スタート、米株高支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高支え
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22日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比327円24銭高の3万9355円22銭。
東京株式市場は主力株を中心に買い戻しの流れが続いている。前日の欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXや英国のFTSE100などがいずれも連日で史上最高値を更新したほか、3連休明けとなった米国株市場でもNYダウが500ドルを超える上昇をみせるなどリスク選好の地合いが継続している。トランプ米大統領が就任初日に関税引き上げなどの政策を発動しなかったことで、市場のセンチメントを強気に傾けている。
米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日続伸しており、東京市場でも半導体セクターに追い風が意識される。
ソフトバンクグループ(SBG)が大幅上昇して日経平均をけん引している。米オープンAIや米オラクルと今後4年間で米国の人工知能(AI)開発事業に5000億ドル(約78兆円)を投資すると22日に発表し、材料視した買いが集まっている。AI向け半導体への需要増も意識され、アドテストや東エレクにも買いが先行して日経平均を押し上げている。21日の米株式市場の時間外取引ではAI投資事業の技術面で連携するエヌビディアも上昇している。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
個別では、テルモ、リクルート、ディスコ、中外薬が高い。一方、ファストリ、コナミG、ネクソン、東京海上が安い。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
個別では、テルモ、リクルート、ディスコ、中外薬が高い。一方、ファストリ、コナミG、ネクソン、東京海上が安い。