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続伸スタート、欧米株高が支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、欧米株高が支え
【寄り付き概況】
 
27日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比182円64銭高の3万9108円27銭。
 
前日の米株式市場で、NYダウは260ドル高と反発。景気敏感株や半導体関連株を中心に買いが膨らんだ。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げスタートし3万9000円台を回復した。また、為替は1ドル=145円00銭前後で推移している。
 
きょうは9月末の配当権利落ち日にあたり、日経平均は260円程度の下押し影響があるものの、配当落ちを考慮しても上昇している。
 
午後1時から自民党総裁選の投開票が始まる。石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障相、小泉進次郎元環境相の3氏が新総裁に有力視されている。
 
なかでも安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の継承などを掲げる高市氏が当選すれば株式相場に追い風になるとの見方が強い。麻生太郎副総裁が高市氏を支持する意向を固めたと一部報道で伝わっており、市場では「高市氏が当選する可能性も意識されており、きょうの日本株の上昇を促しやすい」との声があった

一方、東証株価指数(TOPIX)は一進一退となっている。前日までに配当の権利取りを狙って買っていた投資家の売りも一部出ている。

個別では、東建物やディーエヌエ、ダイキンが上昇している。一方、KDDIや郵船、三井化学が下落している。


 
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