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値上がり優勢、押し目買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、押し目買い

 
東証グロース市場は、米国株安を受けて安く始まったが、グロース市場は早々に買いが先行した。
新興企業銘柄は大型株に比べて大きく出遅れた状態になっていたため、「大型株に調整色が出る中、消去法的に買われた」という。権利落ちの影響が小さく、日経平均株価の銘柄入れ替えに伴う売りといった需給面の不透明要因もないため、この日は個人の買いが向かったとみられる。
ただ、マザーズ指数は前日の下落分すら埋め切れておらず、安値圏でのもみ合いの域を出ていない。グロース市場全体の売買代金も少なく、金利が高止まりする中で新興企業銘柄は手掛けづらいことがうかがわれた。
グロースCore、東証マザーズ指数はともに上伸。東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比8.65ポイント(1.20%)高い730.77だった。前日の大幅下落による反動から時価総額の大きい主力銘柄を中心に押し目買いが入った。
 
東証グロース市場では、ビジョナルやGMO-FGが上昇した。一方、弁護士COMやシーユーシーは下落した。
値上がり銘柄数335、値下がり銘柄数182と、値上がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に新規上場したアヴィレンは、公開価格2120円を17.07%上回る2482円で初値を付けた。終値は初値比165円(6.64%)安の2317円。
 
個別では、ベースフード、日本ファルコム、JDSC、GMO TECH、きずなホールディングスなど8銘柄が年初来高値を更新。プロジェクトカンパニー、フィーチャ、ブシロード、エコナビスタ、セキュアが買われた。
 
 一方、インターファクトリー、サインド、Delta−Fly Pharma、ノイルイミューン・バイオテック、日本ナレッジなど15銘柄が年初来安値を更新。サマンサタバサジャパンリミテッド、エフ・コード、キッズウェル・バイオ、免疫生物研究所、ELEMENTSが売られた。
 
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