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反発スタート、海外投資家などの買い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、海外投資家などの買い
【寄り付き概況】

14日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比189円38銭高の3万8911円04銭。

前日の急落の反動で買い戻しが優勢。前日の米国株市場では現地時間取引開始前に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が事前コンセンサスと一致したことでインフレに対する警戒感が後退し、12月のFOMCでは3会合連続の利下げを決める可能性が改めて意識されている。

ただ、NYダウの上げ幅は限定的でナスダック総合株価指数の方はマイナス圏で引けたほか、米国株市場に先立って欧州株市場も総じて軟調だったことで、東京株式市場でも上値の重い展開が想定される。

一方、外国為替市場で一段と進むドル高・円安を株式市場が好感すれば、日経平均の3万9000円台回復も視野に入りそうだ。

東証株価指数(TOPIX)も反発している。

個別では、ファストリやファナックが上昇しているほか、中外薬やテルモが買われている。一方、東エレクやレーザーテク、アドテストなどの半導体関連の売りが目立つほか、MBO(経営陣が参加する買収)を検討するとの報道が伝わって前日に急伸したセブン&アイは現時点で下げている。

 
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