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反発スタート、円安進行を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、円安進行を受け
【寄り付き概況】
 
16日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比222円61銭高の3万8056円86銭。
 
前週末は欧米株市場がリスク回避ムードに覆われ、ほぼ全面安商状となった。米国ではNYダウが一時800ドルを超える急落をみせたほか、ナスダック総合株価指数も大きく水準を切り下げた。イスラエルはイランの核施設や原油をはじめとしたエネルギー関連施設への攻撃を強めていることから、これまで以上に地政学リスクを意識させ買いを手控えさせている。
ただ、欧州や米株市場では防衛関連株などが個別に買われており、この流れが東京株式市場にも波及すれば、全体指数にも浮揚力が働きそうだ。外国為替市場で急速な円高に歯止めがかかっていることもポジティブ材料となっている。
市場関係者は「中東情勢緊迫への警戒はいったん落ち着いたのではないか。最悪シナリオはいったんは織り込んだと思うので、日経平均は3万8000円近辺で一進一退の値動きとなりそうだ」との見方を示した。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、ファストリやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇している。一方、ネクソンやルネサス、ニトリHDが下落している。
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