値上がり優勢、値頃感の買い
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、値頃感の買い
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東証グロース市場は、値頃感の買いが優勢だった。前週末で日米の中央銀行による金融政策決定の会合が終了し、「イベント通過で投資家心理が改善した」。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸。
東証マザーズ指数の終値は前週末比5.21ポイント(0.72%)高い731.82だった。新興市場は金利上昇局面で、相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株を中心に買われた。
東証グロース市場ではフリーやカバーが上げた。一方、ビジョナルやJTOWERは下げた。
値上がり銘柄数364、値下がり銘柄数158と、値上がりが優勢だった。
きょう東証スタンダード市場に上場したJETは、公開価格(4630円)を下回る4420円で初値を付け、終値は4045円だった。
個別では、ベースフード、霞ヶ関キャピタル、日本ファルコム、SKIYAKI、アララなど14銘柄が年初来高値を更新。インフォネット、免疫生物研究所、メドレックス、グラッドキューブ、スポーツフィールドが買われた。
一方、ファーストアカウンティング、インテグラル、リンクバルが年初来安値を更新。揚羽、セルシード、アズーム、ビジョナル、NANO MRNAが売られた。